Friday, January 16, 2004

rest, today 0116/04

怪我した右足を気遣いつつコケないようにぴょこぴょこ歩く。移動速度は普段の一割程度と亀そのもの。強い寒風が吹きすさぶ。頭痛がするほど寒いが急げない。気がつくとダウンコートを羽織っているというのに身体が芯まで冷えている。道路を渡るのも時間がかかって怖い。ただ右足が少し使えないと言うだけなのに、障害というものがいかに不自由なものか、ひとつひとつ体験で理解しつつ何とかタクシーを捕まえて帰宅。家に帰るのも一苦労。

朝起きてみると、明らかに右足を庇って動きつづけた昨日一日の影響出現。傷をかばって、逆側を使っての身体全体のねじりの影響が現われていて、左腰に鈍痛、右背中と右腕に筋肉痛があり、さらに左首の筋肉が張っていて起き上がろうとするも身体が動かない。いかに身体が左右のバランスの上で動いているのか、小さな筋肉のきしみひとつひとつから理解できる。身体は本当にバネのようなものの集合体なんだ、と、すたすたと歩けない影響を色々と実感。今後老いていく中で貴重な経験となるだろう。とはいえ傷口の痛みは押し寄せたり引いたりと干潮のよう。痛み止めの錠剤を飲みつつ我慢の一日。

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