マーケティングでもそうだが、ひとつの事例があって数字がある。すると「こういうデータがあるからこう動くだろう」と人間は普通考える。でもそれは、あくまでも過去の数字だ。参考にはすべきだが、それに囚われてはいけない。その数字から直近の変化をどう読み取るかが大事なのであって、数字やデータに縛られると変化に対応できなくなる。
ビジネスコンサルタント向けの季刊誌「Think!」の最新号の特集は「目指す結果を出すコミュニケーションの法則」というもの。この号に「ジャパネットたかた」の高田明社長のインタビューが掲載されている。彼の記事以外は、ほとんどが数多くのビジネスコンサルタントたちの色々なケーススタディやメソッドを語っている記事なのだが、この号の中では、高田社長へのインタビュー記事が、それらを完全に吹き飛ばす存在感を放っている。異質だが最強。このインタビューは、上に引用した言葉だけでなく無数の示唆が読み取れる素晴らしいものだ。理屈を超える現場の強さを実感する。
Tuesday, May 19, 2009
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アップルストアー行きたかったです。
ReplyDelete是非、心斎橋でお願いします。
そうですよね。マーケティングでは、絶対にウォークマンは世に出てこなかったと思いますし・・・。
あと、ターゲットユーザーを事前に決めこむのどうかと思います。
メーカー自ら範囲を決め込まなくてもと。
DP1にしても男女関係なく小学生から老人まで使ってるでしょうし。たぶん。(笑)
最近の日経アソシエか何かにも彼のインタビューが載ってましたが、そこでも彼の言葉の数々には、最近のビジネスパーソンが信じる全てを吹き飛ばすような力のようなものが、もう爆発しまくってました。それでいて説得力に満ち溢れているという。ある意味見直しました。
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