Tuesday, March 31, 2009

エイプリルフール

さて。今日、一気に3月の呟きをまとめ終わったところで、明日から4月です。明るい未来、新年度の開始なわけですが、そのアタマに当然なくてはならないのが「エイプリルフール」。だけど、いざ「エイプリルフール」はどういうネタで?と聞かれると、さすがに今年はホントに困っちゃうよね(笑)。

例えば、政治にしても、経済にしても、温暖化問題にしても、もう何がホントで何がでたらめなのか、日常の中でもまったくわかんない。それは、新聞、雑誌、テレビというマスメディアが、ある種の偏向性(それを「真摯な報道姿勢」と彼らは言う)を持って、情報を流すか、流さないかを決めているために起こっている、という認識を持つに充分に足りるほど、大本営発表の情報には欠落したものが多い、ということをネットで得てしまえることに拠るわけですな。つまり、大本営発表の情報を鵜呑みにしていると、結果的に正しい判断が出来なくなる(流さないことは罪ではないからね)という恐怖が、すでにいま誰の中にも確実に存在しているってのは確かでしょ。

その上、ネット上では、個々の専門家らしき人たちが口角唾飛ばして「アホ・ボケ・カス」論争を勝手に炎上(まぁそれをヲチし続けることである種の枠っていうのは見えてくるわけだけど)させてたりする。また、ソシアルメディア(何がソシアルなんか全然わかんないけど)の中には「へー、そうなんだー」と納得しやすい意図的な釣り餌がいっぱいぶら下がっていて、それらを安易に鵜呑みにすると、後で「うぎゃー、どこまで遡ればいいんじゃー」っていう感じで、その都度、自分のアタマの中の棚卸しをし直さなきゃならん、みたいなことばかり。

だから、「伝統的正論」と「右・左両論」と「ずば抜けたトンデモ」を、常に自分に保持しながら、その都度、自分の視座というものを固めて行かなきゃならーんってのが、「奥さま、それはもう常識ですわよ、おほほ」なわけです(ぐんにゃり)。

考えてみれば、過去のよく出来た「エイプリルフール」のウソって言うのは、ソシアルに見て、何か「まだ完全に知られていない事例」を、ある方向で「信じきってしまう状態」に、一気にパーセプション・チェンジしちゃう!というダイナミズムが存在したと思うわけです(マーケティングの理想形でもありますし、婚約指輪の相応価格とか、バレンタインデーにチョコ送ってるのは偉大なるウソですな)。だから「木に生えるスパゲッティは、いま収穫真っ盛りー」とか「火星に生物がいたぞー」とかは、まさにそういうダイナミズムが効いていて、微笑ましいというか、いやぶっちゃけ「人類はバカだったんだなー(笑)」としか思えないわけです。

そんなのを、いま、この時代に、それも明日までに考えろ!って、そりゃ無理ですよ。今なら「MicrosoftがGoodleの買収に乗り出す(米国政府筋)」とかぐらいしか思いつきません。ブラック入れるなら「ソフトバンク孫社長、米Apple社「iPhone」事業買収を発表」とかかな(笑)。とにかく、今年は、そういうページを偽装で作る余力ありませんのであしからずー。

Twitter : Mar 2009 : 04

引き続きの4週目。納品とか色々あって忙しかったけど、気分転換するたびにTwitterに呟いてるのが良くわかる。日本はワールドベースボールクラシックで盛り上がり、民主党の小沢さん問題で政局が揺れ、北朝鮮からロケットが飛んでくるかもしれないという状況です。

■3月22日: ● 夢日記。空を飛んでた。夜間飛行。高度はヘリ程度。前頭葉に意識を集中して空中に飛び上がる感覚。鳥の翼のように腕も使ってる。飛行速度はすごく遅い。街の上空は暖かく、山間に入ると寒いという体感あり。上空からの景色は鮮明に記憶してる(謎だ。ヘリで確かめたい)。● Twitterって、ここまでパブリックになるのに3年かかったんだね。「Happy Birthday Twitter」。 ● ベネズエラ、8安打で10点と韓国にボコられ中。ピッチャーが全然ダメだな。このまま行くと決勝は、また日本vs韓国になるぞ。 ● 「Imagine Peace(平和な世界を想像してごらん)」、の24言語での一覧。 ● なるほどbot。このcookpad活用って作法はアリだよなって思った。「recipetter宛てに食材をつぶやくと、その食材を使ったオススメ料理を紹介します」。● や、やめろー!やめてくれー!「おっぱいマフラー」。

■3月23日: ● 夢日記。何かのロゴタイプとシンボルマークを完成させる直前の情景。ボールドなトーン。しかしそのアプリケーション展開で行き詰っている。製品につける半立体への展開が納得できず悶々。シリコン使って無数のプロトタイプを作るも悶々。「あーもー」という自分の声で目覚めると汗かいてた。 ● げげげ。百式ぐらいしか読んでないけど。ていうか上から順番に見てみたけど、どれも「ネタ」ばっかの厨房向けばっかでぐんにゃり。「部門別ランキング - css / design / webデザイン / webdesign」。しかし、この部門別っていうものの中に「小飼弾」と「池田信夫」っつー個人名(一応機械なんで初音ミクは省いとく)が入ってるってのがすごいっつーか謎だな。これがいわゆるカリスマってやつなんですかねぇ。 ● メモ。カメラメーカーと深く関わる中で、物事は「本質的な能力を磨く」という方向と、「付加的な機能を充実させる」という、二つの方向の進化があると学んだ。前者は地味であり、後者は目立ちやすく説明しやすい。このあたり、ブログでまとめてみたいと思ってる(思ってるだけじゃなく書けよ<自分)。 ● ドジャースタジアムと言えばやっぱ野茂英雄。いまこうしてアメリカと対戦してるという状況もメジャーリーグを驚かせた野茂がいたからこそ。野茂がひとりで切り開いた道の上にイチローや松井がいて、その先に今がある。野茂バンザイ! ● かっちょえー!FRSTのこれまじすごい。4:3と16:9ハイブリッド。 ● あー、なんかいま無性に絶品のスパゲティ・カルボナーラが食いつつ、ちょっと土くさい系の冷えたピノをぐびっとしたーい。でも食べに出て行く暇がないんだよなー。

■3月24日: ● 夢日記(徹夜明けの今朝の短時間睡眠)。なぜかヤクザの構成員になってる。でも組員はみんな綺麗系(謎)。アニキ(謎)はドルガバ。ダチ(謎)は、なんとセオリーのスーツ。パシリもヨージのシャツ着てたり…。誰かの「ガサ入れ来たぞー」って声に一同立ち上がったとこで目覚める。わけわからん…。 ● 久しぶりにAppleの増井さんとTwitterごしにインターフェイスの議論する。

■3月25日: ● 夢日記。「みんなトリプルアクセルすげーとか普通に言ってるけど、どれほどすごいのか本当にわかってんのかねぇ」って熱弁ふるってる。広めの暗い会議室。ペットボトルのエヴィアンあり。プロジェクタで浅田真央の映像。誰もが技について熱弁。暗くて誰が話してるか不明。つか、なんでいまスケート? ● 全然知らない人のTwitterでも、その人の「ふぁぼりかた」を見ると、その人の傾向がだいたいわかるぜっていうあたりを、紐づきは分析しつつスレドも追いーの、構文分析含めーの、データマイニングしーので、なんか出来そーな仕様がちらっと浮かんだけど、眠いのでメモ。気が向いたらまた考える。 ● 日本は販売市場として見捨てられた…という事実がここにある。出展を見送るメーカー・ブランドの多いことったら、スカスカじゃん!って感じ。Y3がサッカーボールを作るとこうなる。いっこ欲しいなぁ。「Y-3 Spring/Summer 2009 Collection Accessories」。 ● 「世界の最悪な独裁者ベスト20」。なんか中国と北朝鮮とアメリカに噛み付いてる数人以外、ほとんど知らない。独裁者の前に国でさえ知らないとこだらけ…。日本の新聞に頼ってると、やっぱダメなんだな…。 ● んだこのサイト。「コンセプト」ってところのコンセプトが、文字がちっこくて読めねーよ。最近こんなクソデザインばっかだな。伝えなきゃならん優先度をちゃんと考えて作ってると思えん…。「日産フェアレディZ」。 ● さいきん疲れると、ふとアクセスして気分を変えてるサイト。「ボケてβ」。


■3月26日: ● 夢日記(徹夜明けのソファちょい寝)。大阪の阿倍野あたり(たぶん)の古い材木屋でモードの撮影してる。広々した空間に満ちる木の香り。縦に何本も立てかけられた材木が天を遮るシルエットがクール。しかしなぜか終わってから「銭湯いこ」ということに…。この支離滅裂さは何なんだろうか…。 ● なんかむっちゃ寒いんですけど。ってテレビ見たら天気予報で「今日は関東地方でも雪が降るところがあります」ってマジすか…。 ● 朝の地上波のテレビ番組って、同じコンテンツを何度も何度も、ずーっと同じニュースを繰り返すのね…。侍ジャパン帰国、藤原紀香、テポドン、民主党。この四つを、どのチャンネルも繰り返してる。うざー。 ● こんなあたりまえのことが話題にるってコトは、このあたりまえを知らない人がいっぱいいて「なるー」とか言いながらクソなもんを作ってるのが実態ってわけか。何がヒミツやねん、何年も前にケリついた話やろがな。「情報摂取の変化のヒミツ」。 ● げげげ!アースアワーに日本が加わってないじゃんよ。つか日本のWWFってなにやってんの?って感じやな。「Earth Hour」。 ● アルマジロの赤ちゃん!めっちゃ可愛いぃぃぃー! ● ミサイル迎撃を「当たるわけない」と発言し、外交切り札のひとつをドブに捨てて国を危険に晒した政府筋ってのは、鴻池官房副長官らすい。漆間さんとか、この馬鹿とか、官僚の縦割り純粋培養の老弊害がここまで来るとさすがに見過ごせんなぁ…。 ● うがー!友達のカメラマンんとこの若い子が独立するのらしく、「新しい事務所の名前はどんなのがいいでしょうね。佐藤さんのサムライとかかっこいいし、やっぱり日本的なのがいいなって思ってるんですけど」って聞かれたとき、真っ先にアタマを過ぎったのが「もりそば」(言わなかったけど)。とほほ。 ● またFlash使う意味がないサイトだ…。結局提供できる情報形態がPDFでしかないのになぜFlashで別窓の必要がある?さらに使いにくいPapervision3D。本体にあるサイトのコンテンツのほうが全然理解できる。3Dっぽい「いんたーふぇいすー」が見せたいってことなんか…。何がしたいのか僕にはさっぱり理解できん。「三菱電機「技術に驚き」新聞広告 AD MUSEUM」。

■3月27日: ● 夢日記。伊丹十三さんに怒鳴られてる。怖いぐらいに細かい指示が矢継ぎ早に飛ぶ。なんか必死。向こうに緒方拳がいる(野獣刑事の頃の若さ)…。何で?俺は俳優なの?でも映画じゃなく先日のヤクザ版の別バージョンぽさもある。とにかく朝起きたら身体がみしみし痛かった。かなり頑張ったらしい(謎)。 ● 北朝鮮いい加減にしろやって思うけど、もし金正日体制が崩れて統制破綻したら、無数の難民がどどーっと溢れ出て、日本にも船で押し寄せて佐渡島とかに大量上陸とか…ぞっとする。どうせ感情論で助けろとかになって、でも治安悪化だの伝染病だので住民大騒ぎとか…。そう考えると外交も違って見えるな。 ● メモ。「Twitterをもっと便利に--拡張アプリケーション32種」。知ってるのも知らなかったのもいっぱい。もっと色々と2バイトが通るといいのにね。● 今夜は僕んちでの定例鍋会だった。面子は極秘だけど大物揃い。今日の鍋は「筍」をいかに堪能するかというテーマで満喫満腹。鍋終了後の定例極秘情報交換は、さすがにこの不況を反映して「マジっすか」な話しばかりで全員白熱。濃いわー。痛くてキツイ話し多すぎ。でも価値生んでない奴らは仕方ないわ…。

■3月28日: ● 寒すぎだっつーの。花見どころじゃねーぞゴラ!いやまじで寒い。ほんと寒い。おなか痛くなってきた。って、ひょっとして俺て風邪ひいたんか?やべー。まじ寒い。 ● イチローに降りた神が今日は俊介に降臨したな。今日の俊介は最初から最後までずーっと光ってたぜ。

■3月29日: ● んんー。「トム・ブラウン破綻間近って噂を本人否定するも、どーよ」って感じかな。仕方ないよなー。あの服であの値段は無茶だったからなー。「Thom Browne Says He’s Not Close to Bankruptcy」。 ● twitterのアカウント偽装って、ものすごく簡単に出来ちゃうわけだけど、そこってどう対処していったらいいんだろう…。例えば今なら「kazuyo katsuma」とか登録して勝間さんに似せつつ何かのプロモを勝手にしちゃうって可能なわけじゃん…。やっぱ対策考えとかないとまずいよね。たとえばGmailのアカウントもすごく偽装しやすいわけ。それをベースに登録されーの、勝手なことやられーの。そこに知性が加わると実体が本物かどうか見定めにくいぐらいのコトって出来ちゃう(僕が本気出したらたぶんやれちゃう)よね。今後企業が活用しようって時に何が起こるか本気で考えよ…。 ● うおー。maroさんすげーな。つかmaroさんっぽいんだけど、ホントありがとうございますって感じ。足向けて寝れないっす。「PIE2009 再出撃。その2。 2009/03/28」。 ● 後ろ姿のこの角度は、子豚っぽくてなんかカワイイ。しかしこのボンベ背負ってたりとか、相当デザインに自由度が出てんだなぁ。「Honda FC Sport」。 ● なんだこいつ。いきなり「神が死んだ!」ってbAの神になにかあったかと思ってどきどきしたじゃねーかよ!ふざけたbotだなー。● 話題になってる「胎界主」の伏線の張り方だけど、映画脚本の世界から言うと「ふつーじゃねーの」って感じ。ただ、漫画の世界でコレが作れるってところが日本のコミック文化が多様なものを吸収した結果だし、それが競争力に繋がってるのは確かだとは思う。欠けてるのはプロデューサってことかな…。

■3月29日: ● なんかまた方向を間違ったインターフェイス実装に出くわした。こんだけ丁寧に「買い方」を説明されてもなぁ。分かってしまえば別段難しいわけじゃないけどさ。「Qbic E-COMMEERCE」。 ● 自分のブログのログ見て驚いたんだけど、この前書いたニコンのやつとか、他の「これいいわぁ」なエントリーの40倍とかになってる。つか全般的に「ずばり言うわよ」系のエントリーが圧倒的に読まれてる…。なんなんですかね、これって。 ● 隣で寝てるグリィが楽しい夢を見てるっぽい。だらりーんという姿勢でぐっすり寝てるんだけど、さっきから寝たまんまで何度も尻尾をぱたぱた振ってる。なんか楽しいらしい。可愛いなぁー。すっげー和む。どんな夢なんだろう…。来世は人間に生まれ変わって、みんなに楽しいことを伝えられるといいね。

■3月30日: ● この「リカちゃんパリコレリポート」のリカちゃんの擬人化した撮影、うまいなぁ…。リカちゃんのメイクとスタイリング完璧だわな。 ● おお!去年のNumeroでの影を使った写真が素晴らしかったソルヴァ・スンツボのリストをModels.comで発見したぞぃ。ヘアメイク含むクレジットが嬉しいなぁ。ソルヴァのオフィシャルサイトはないのかな…。「Solve Sundsbo」。 ● うぉぉぉ、今日、スタジオで撮影だった。すっかり忘れてたよー。今から行きますー! ● 戻ってきた。ぐったり。疲れてんのに、青山ブックセンターに寄ったのが間違い。案の定、どっさり買ってもーたがな。本は重いよ。さて、今日、撮影したものをセレクトしするところまでやるかな。 ● またまた雑誌業界のえぐぃ話。某社が30代相手のコスメビューティ誌の創刊0号を作ったけど広告入らない。練り直して第二弾も芳しくない。思い切って編集長変えて第三弾で、ようやく創刊正式発表!の日に出版社の社長からストップ。理由は年間契約の広告がゼロ。化粧品は大丈夫伝説脆くも崩れるの図。あと、前に書いた集英社の雑誌すべてで「写真のデジタル加工費は今後一切お支払いいたしません」っつー通達だけど、右に倣えで、「婦人公論」出してる中央公論社以外、講談社も角川も全部同じ通達を、写真関係の取引先に出したってさ。もう笑っちゃう。どーすんだろーね。● そういえば「しゃぶ亭」の通販が再開したってメール来てたよ。東京暮らしの関西人にとっては、かなりの朗報だと思われますんであげとく。 ● あがん。やっぱ疲れてるわ。もう寝よ。ちなみに夢日記だけど、ここんとこ夢見てないっていうか覚えてない。先週末までの納期に追い詰められた状況が多様な夢を見せてたのかって気がするぐらい納品後は夢を見ない。でもまた次々納期が目白押しなので、今夜ぐらいまた夢見る鴨。

■3月31日: ● 夢日記。超巨大なピンボールの中にいる。自分は鉄球。球に乗っているのか自分が球なのか判然としない。マットな色彩の記憶。強いスローモーション感あり。ふわりと滑走して心地良い感じの後に、跳ね返される部位が押し寄せて来て強い緊張感を味わうのが交互に続く。最後は緊張だけになって覚醒(汗)。● Marc JohnsのTwitterみつけたー。いい感じだよなー。この背景になってるのが本になる予定とのこと。マークとは関係ないけどこういった背景の使い方を学習。 ● まただ…。インターフェイスやモーションなどのカッコイイ的Flash要素が、結局コンテンツの理解を邪魔してる…。なんでこうなるのか理解できん…。「KONICA MINOLTA | NEW LIGHT, NEW LIFE.」。 ● みんなこういうのちゃんと読んでるんかなぁ…。熟読せーよ、って感じやねんけど。「Webサイト高速化の34の秘訣」。

Twitter : Mar 2009 : 03

引き続き、先週のつぶやきとメモとぼやき。やっぱりリサーチ中は呟きが多くて、クリエイティブ中は全然しゃべらないって感じだな。

■3月15日: ● G20は「日米vsヨーロッパ」の図式。んー、まずいと思う。その方向っていうか、その図式を作りたかったサルコジの、思うツボのまんまに進んでる。いやー日本企業の輸出においてヨーロッパってすっごい大事なんだよなぁ。困った状態に陥った感じがするぞ。● Facebookの改変だけど、自分の掲示板のところで、個々のエントリーを一行に畳んだりフルにして広げたりっていう機能が無くなったのが悲しいな。表示のカスタマイズが出来ないので一覧性が逆に低下したように思う。人によって色々な使い方がある場合はカスタマイズ性は残したほうがいいと学習。 ● メモ。「bit.ly」。TinyURLよりも、URISよりも短縮アドレス生成しつつ、そのリンク先のクリック率なんかも表示してくれる。こういうWebサービスって、いずれは具具なんかにお買い上げしてもらえるという前提で投資されてんのかな…。 ● 知らんかったー。パチンコの広告多すぎって感じの昨今、むっちゃ金かかってる「天才バカボン」のCMが気になって具具ったら出てきた。すげぃ回答賀茂。「バカボンは天才ですが、バカボンのパパも天才ですか?」。 ● なんかいま「探偵ナイトスクープ」やってるぜ。右端にキダタローが座ってるんだけど、紫色のディナージャケット着てる。最悪のセンス丸出しのまんまや(笑)。 ● 京都の醍醐寺。行きたいなー。あの縁側に座ってのんびりしたい…。 ● なんか祐真くんとか強の作るスタイリングディレクションって、うまい言葉が見つからないんだけど、ぶっちゃけ飽きた。いまって、ホントにこんな気分なんかなぁ…。もっと別の透明感だと思うのは俺だけかなぁ…。 ● これは便利かもー!「調整たん」。

■3月16日: ● とんでもなく美しい。思わずため息が出た…。「Map of science in the journal Nature, SEED and Discover Magazines」。

■3月17日: ● すっごい変な夢見た。SFバトルぽいの。茂出木と洋平が先鋒隊で暴れまくってる。特に洋平ガチ強い。本部で指示出してんのが阿部ちゃん(謎)。途中でトムが突然来て一撃で闘いを終わらせて帰ってくる…。どういう深層心理の反映なのかよくわからんけど、すごい明瞭な夢だった。今夜続きが見たい…。 ● えええ!こんなしょぼい装備のやつらに乗っ取られちゃったりしてたわけ?「ソマリアの海賊」。 ● なんかさ、Twitterで数百人もの人をフォローしてる人っているじゃない。その状態でリスポンスできるものなの?つか僕は無理だな。ただ単純に呟きが通り過ぎていくのを見ていて、情報収集したいだけなんかな?情報収集だけならTwitterで検索すれば済むし…。 ● あらー。小沢城本丸炎上の予感。さらにここまで擁護した民主党幹部への類焼必至ぽくて麻生さんは「うひひ」て感じだろうなぁ…。「胆沢ダム工事で談合、仕切役ゼネコンが小沢氏側の意向確認」。 ● あがん。「♪だぁ~れにも、やぁ~さしぃく、あーいにぃ いきるひとぉ~♪」…。またアニキが来た…。おれはいまリュウミンで組んだ文字を字詰めしてただけなのに…、なんで突然アニキが来るんだー。 ● 湯煮黒がジル・サンダーと契約するんだってさ。なんかすでに持ってるジルの服、全部着る気がなくなった…。つか湯煮黒の価格帯でなに作るってんだろ。 ● AKQAの「未来の獅子」コンペ。締め切りは5月4日。日本の学生たちよ!こんな賞ぐらい、かっさらってこーい!「Future Lions 2009」。 ● つかTwitterて呟いた数とかフォロワーの数ってそんなに大事かね。そんなのには何の価値も存在しないと思うけどな。どれだけ質のあることを残せているかどうかじゃないのかねぇ。それはブログもニュースも広告もプロモーションも全部同じですよ。 ● ジル・サンダー情報でユニクロの株価は880円高。午後に上昇し始めて市場が締まる直前にユニクロの企業サイトにプレスリリースがアップされる。この微妙なタイミングはIR戦略なんだろうか…。 ● わろたー。こういうやつってホントにいるからなー。「戦略的馬鹿」。 ● メルセデスのMixdPage vol25がアップ。ていうかこれが25まで続いてるってこと自体がすごいと思うわ。

■3月18日: ● 気持ちいい夢みた。昨日の闘いの続きはまったく出現しなかったわ。今朝の夢はウブドのプリ・ウランダリのプールサイドのガゼボでウトウトまどろんでる夢。バトラーがマンゴー・マッドネスを持ってきてくれるところで目が覚めた。今朝は明るく晴れたからかなぁ。またプリ・ウランダリに行きたいなぁ。 ● いや、そんなこと言うけど、自分のクライアントのCMを、実際どのテレビ番組の中に流したいと思うわけ?お笑い中心の中に流したいか?逆効果も生むでしょ。視聴率とターゲット設定が乖離してるいま、そこのフォローが重要だろって話です。と、自分の出したメールをコピペしとく。 ● どっかーん!ライトへのヒット!逆転サヨナラ!アメリカが勝ちました。大騒ぎになってます(笑)。と、なぜかTwitter上で中継した。 ● 10億円以上のボーナスもらうってのはアメリカの役員だったら普通にある話なんだけどな。注入した税金がそのまま彼らのボーナスって図式で受け取ったAIGの当該役員がただ馬鹿なだけだね。小沢さんの秘書に相談したらよかったのにと思うわ。 ● マウンドに旗立てるとかすんなって、ったく。携帯の地デジで見てたんだけど、同じように携帯で見てた人が多かったみたい。負けた瞬間は回りでスッゴい溜め息だらけ状態だったのが、舌打ち連発になったで。 ● 「Nike+ "men vs women" by 72 and Sunny」。by AKQA。前にロンドンで成功させた東西対決のパターン。 ● 普通にドメイン登録するみたいにエイリアスを取っとけばいいんじゃないっすかね。って感じで自分のブログにエイリアス入れてみるてすと。 ● げげげ、Tinyurlのエイリアスに、ひらがなで「あほです」って入れたらサイトにジャンプしたぞ(笑)。んで、そのサイトの本来のエイリアスは「46gf」。どゆこと?「あ」が「4」ってこと?なわけないよな。謎だ。 ● げげげげ!「あほです」のところに「ばかです」とエイリアス入れても同じサイトに行く!ある意味すげーのかも(笑)。 ● おもろいわー。「Synchronized Electric Face Stimulus」。


■3月19日: ● 夢日記(謎)。作業着を着て透明なアクリルでオブジェを作ってる。大きさはルーブルのピラミッド級に巨大。フランク・ゲーリーっぽいねじれ曲面を複雑に持ったドかたまり。夜は自身で発光。前に立つと世界がまったく違って見える…。つか、なんで急にアーティストになってんのかねぇ…(笑)。 ● 今日はなんか具合悪いわー。のどが微妙に痛いなと思って左の首の根っこのところを触ったら、リンパが腫れて圧迫してる模様。さらになんとなく熱っぽくて身体がダルい。単に風邪引いたのか…。夢の中のゲージツ活動で精魂尽くし切ったのか…。 ● いっちいちクドいインターフェイス。ったくウザいわな。「シネマ歌舞伎」。by Sony。 ● まじぇ!「ソニーとの携帯合弁解消を計画=スウェーデンのエリクソン-独誌報道」。 ● SXSW2009のスポンサーとしてペプシコがTwitterでキャンペーン展開中。エイリアスは「 @pepsicosxsw 」。なんかイメージしてた感じだな。もうすでにブログパーツとか使ったバイラルって古くっさーって思うもんね。 ● たた、たいむずすくえぁの看板が埋まんないよぉー!の図。NYCも相当冷え込んでるのね。 ● なんで企業の歴史を伝えるのに、見に来てるひとにミッション与えてクリアさせなきゃならんの。ユーザー馬鹿にすんなって。アホくさ度ぶっちぎり。「Nikon | ニコン 歴史発見!」。 ● なにこのトップページ。Flash使って企業のトップページ作って、こんな挙動やっちゃう感覚が理解できん。ていうかKDDIの企業サイトに来るユーザ属性とか一切無視しとんな…。「KDDI株式会社」。 ● ぐぇ!某ブランドの営業統括マネージャーが先月突然退社されたと思ったら、ある意味ガチ競合のブランドに移籍したうえ、ジャパンのジェネラルマネージャに就任っていうお知らせ。んで「また信蔵さんと組みたい」って、そんなんアリっすか。僕は両方やっていいんすか…。ありがたいけど悩ましぃ…。 ● 高田純次のTwitterって、どことなくbotっぽい…。この「どことなくbot」ってのが、なにから感じるのか、ちゃんと突き詰めておいたほうがいい気がする。

■3月20日: ● 夢日記(謎)。気持ちとして何かに焦っている。けれど自分は動いていない。暗い場所。周りの景色などは全然わからない。なんとなく冥界な感じ…。目覚めてから気づいたのは今日はお彼岸。ご先祖が呼んだのかな…と思ったので朝からお寺に行って合掌してきた。● 大輔からメールきたー! ● このストレートなコンセプトと、そのビジュアライズするところでの技術の絞込みの潔さ。すっげー気持ちいいわー。「Honda | インターナビ | INTERNAVI REALIZATION」。 ● 首のリンパの痛みが引かないので薬局でバファリン買おうとしたら消炎鎮痛効果が高いからとイブプロフェン(舌噛みそう)系の薬を薦められーの(インターム錠っていう薬)で、飲んだら効き目抜群。すげー楽。でも同時にものすごい眠気が来て1時間ぐらい見事に落ちた。コレ運転前は絶対ダメだわ。 ● うっそー。「月という引力バランスがなかったら、地球の地軸20度は維持されず、地球はぐるぐる回って極を持たない火星みたいな惑星になっていた」。地球って本当に奇跡の惑星なんだね…。 ● 「Internet Explorer 8」正式版。入れてみたけど、なんかもう終っとんな…。IE8は速攻でアンインストールしてスッキリ。話してて、ささっと人に見せるって時にはやっぱChromeだし(なんせ立ち上がりが早い)…。Operaも好きなんだけど…、便利ってとこで結局Firefoxなんかなぁ…。

■3月21日: ● 夢日記(ソファで転た寝)。小説丸ごと文章・文節・単語すべてが全部タイポグラフィされている本、という仕事に必死で打ち込んでいる。基本モノクロ。頁ごとに透かしや切り込みも使って意味とデザインの両立に格闘。読むと見るの両立。めくるというモーションなどなど。なんか疲れた。 ● なんか無性に讃岐うどんが食いたい。東京で食えないんだよね。高松は普通のうどん屋でも「うまー」だからなぁ…。醤油だけのうどん。沢蟹の唐揚げとかバリバリ食いながらの桶うどんとか…。あーなんか夢見そぅ…。明日ANA乗って高松までいくか!一杯のうどん食うのに8万円使うんか!ううーん(悩) ● 忘れないうちに今日聞いたことのメモ。バーリンホウ「80后」の下の世代(つまり70后)の消費意欲について。「80后」のメモはここ。60后から70后前半は圧倒的に「高価なもの=良いもの、有名ブランド=良いもの」を盲目的に信じていて、人から羨ましいと思われたいのが消費動機の世代。その結果、中国では偽ブランドビジネスが成長した。80后の価値観はその反動も持っている。なんかちょっと前の日本に似てるよなー。 ● うぉー。空気抜けて萎んじゃってる。「左手でサングラスを持つ金総書記」。

Twitter : Mar 2009 : 02

おっと、こっちにTwitter記録をまとめるのを忘れてたよ。Twitterはマイクロブログって言うけれど、だんだんそういう感じになってきたな。まずは第二週の呟き記録。いつものように自分の呟きから発展した会話は省略。

■3月8日: ● そっかー、地下鉄日比谷線の脱線事故から、もう9年も経ったんだ…。当時は事務所が南青山だったから日比谷線ってほとんど乗らなかったけど…。事故現場って今の事務所の近所なんだよね。亡くなった方のご冥福を心からお祈り申し上げます。この事故の詳細ビデオ。 ● Firefoxって色々タブで開けながら同時にリサーチ作業とかすると、ものすっごいメモリ食うのね。後ろでAdobe系を全部立ち上げた状態でそういうことして、コピペとかしようとすると、必ずマシンが「くるじー」って半泣きになってる。タスクマネージャ見ると「おぉ、すまんすまん」って感じ。 ● エスクァイアが休刊!まじぇ!プチじゃなくて、結構ショックかも。エスクァイアのエディトリアル好きだったなぁ。いまのうちにバックナンバー揃えなきゃ! ● ものすっごい悲しいお知らせって感じのニュース。金融破綻による景気低迷の影響で、なんとフランスでビストロが数千件つぶれて、代わりにマクドナルドが急成長してるらしい。いやだー。ただ2時間かけて昼間っからワイン飲むのはどうかと思ってたけどね…。

■3月8日: ● へー。先月の携帯電話の海外通話料金は28.000円すか。ロケ中は色々あって電話はそれなりに使ったけど、こんなもんだったのね。とにかくなかなか充電が出来ない場所ばっかだったから、僕は通話料金よりもバッテリ消費ばっか気にしてた気がする…。 ● すげー。僕のブログの検索キーワード履歴が「政府高官 だれ」がダントツになってる(笑)。やっぱみんなわかんなかったんだ。でも、調べてて「軽傷」「重傷」があって「中傷」がない(誤解が大きい)とか色々学習しますた。

■3月9日: ● OAのロゴって、タイポグラフィ的にはすんごい素直な作り方だけど、結果的にかわいいね。サイトもそのコンセプトをちゃんと踏襲してアートディレクションされてる感じ。 

■3月10日: ● たぶんいま世界で一番すごい報道写真を見せてくれるボストングローブの「Big Picture」の、オーサーブログが先週から始まってた。 ● 寛平ちゃん、いよいよ太平洋横断ゴール。無事でよかったわー。 ● のんびりランチどころじゃない話しが、いま目の前で展開されてる。縮小じゃなくてブランドそのものの維持が無理らしい。どうやら仕事が一本無くなる気配。まぁ僕は慌てるほど金額の大きい仕事じゃないからいいけど、代理店の人は真っ青になってるなぁ。 ● ロレックスすげー。やっぱ時計ってのはひとつの宇宙が詰まってるんだよ。 ● うっそー!「カーネルおじさん見つかる! 大阪・道頓堀」。おかえりなさいって感じやなー。わろてるし(笑)。 ● うほぉー。賄賂300億ですか。ケタが違うな。でも表に出せたのが300億だから実態は3兆円ぐらいだろーな(笑)。中国の地下経済ってほんとにすごいらしいよ。「中国のわいろ総額300億円に 起訴公務員は10%増」。

■3月11日: ● ドイツ語って BildverarbeitungseinheitとかBenutzeroberflächeとか、いっこいっこの単語が長すぎだよ。こりゃーグリッド変えないとハイフンだらけになってまうなぁ…。スペイン語も同じ感じだしなぁ…。六ヶ国語を同じイメージに仕上げるのは至難ですわ…。● えっぐい話。集英社の雑誌すべてで「写真のデジタル加工費は今後一切お支払いいたしません」っつー通達が回ってる。ていうかビューティとかコスメとか、それありえないでしょ。レタッチなしでビューティの編集ページ作るって無理でしょ。それ以上にカメラマンを敵に回すと余計に広告なくなるがな…。 ● 大阪の梅田新地のカーネルサンダース人形を連れ去って、さんざんもて遊んだあと、やっぱまずいなーと思って、みんなで御堂筋の電話ボックスに突っ込んで「ワシやー迎えにきてくれー」って電話したやつって、実は知り合いの知り合いなんだよね…。とにかく、やんちゃしとったよなぁ…(遠い目)。 ● 打ち合わせ終わって出て来たら、なんか雨っていうかみぞれみたいなのが降ってるんですけど…。おいら春物のカッコなんで半袖のポロにカーディガン羽織っただけだから、すっごい寒いんですけどタクシがいなーい…。

■3月12日: ● 「ノーギャラでも仕事ください」って言うひとは、プロとしての責任というものの最低限のところを放棄してるとしか思えないので、僕は彼らと飲んだりはするけれど、絶対に一緒に仕事はしません。ちょっと話はずれるけど、カメラマン、編集、企画、デザイナー、ライターといった不正規労働者(笑)が、仕事を「もらうもの」という意識を持ってる段階で終わってるですよ。仕事は「作るもの」ですからね。企画や表現を「言われたら作れる」じゃ、ただの駒ですから。 ● 昨夜はハリーが事務所に来てくれたので、久しぶりに一緒にメシ食いながら飲んだ。彼がbAに来た頃は、なにひとつ出来なかった子が、こうして独立して、仕事やクリエイティブの事を真摯に考えられるようになってる、って事にちょっと感動した。 ● 先々週だと思うんだけど、山手線の恵比寿の駅で向こう側のプラットフォームに、モデルっぽくグレーのスーツ着てどーよ系のポーズで立ってる女の子がいて、ひときわ目を引くという感じなんだけど、パンツのファスナー全開で<>みたいになってるわけ。正直、こっちが赤面した罠。 ● これ、いい記事だなー。「期待と不安を胸に世界を拓く:五十崎社中」。 ● Alexander McQueen、やっぱすごいな。今回のAW09パリコレの中でぶっちぎっとる。ったく美しすぎるで。 ● 忘れないようにRohn Meijerのサイトもメモしとく。ニール・バレットの写真とかを撮ってたの知らなかった…。つか自分の名前のドメイン持っててコンタクトがhotmailって…。まわりがシッカリしてないんだろうなぁ。 ● ツィッターもそうだけど、クラウド系のサービスって、なんかこういうブチカワイイっていうトーンが主流なのね。 ● うぉー、CNNでカーネルおじさんの呪いの話が流れてるよ!つかびっくりです。

■3月13日: ● 「うーん。なるほど。表のスレでは言えない事を、でもTwitter越しに裏でいろいろ指南する【謎】ってのもTwitterの正しい使い道かもしれない」。って表でつぶやくのが正しいTwitterのお作法な感じ【謎ナシ】。 ● 2008年の10月からやってたゲンスブールの回顧展、「GAINSBOURG 2008」が明日15日まで。行けなかったなー。でも、パリのCite de la musiqueは遠いよ。 ● 日本が設定しているコメの関税って778%!高い関税をかけてるってのは知ってたけど、数字を知らなかったわー。 ● 10億人もの貧乏人を抱えつつ、外国資本がめっきり減って相当苦しいはずなのに、中国、強気やなー。「中国首相、追加景気対策を準備 人民元切り下げ否定」。● iTuneで流しっぱなしのラジオから、ポール・マッカートニーの「ジェッツ」が流れてる。やっぱ今でもかっこいいなーって思う。このイントロっていうか掴みっていうか…。 ● 「挑戦」とか言ってる段階で宣伝会議は終わっとる。負けて当然、勝ったら凱旋みたいな前提自体がものすっごい気持ち悪いわ。「若手クリエイター、カンヌに挑戦」。

■3月14日: ● 「あの頃の飲み会」から帰ってきた。仕事が残ってるので二次会の途中で抜けてきた。久しぶりに楽しかったわー。すげー楽しかった。大輔がザンビアで生きてると聞けたのも嬉しかったし、坂和さんや功と会えたのも嬉しかった。ちゃんと話せない人も多いし、またやりたいな。 ● ザンビアってこんな場所にある国なんだー。全然わかってなかった。大輔ごめんよ。ていうかアフリカの国の配置って全然アタマに入ってないわ…。 ● なんか土砂降りの雨がガラスをバチバチ叩いてる…。僕はちょうどいいタイミングで帰ってこれたって感じかな…。台風みたいに強風が吹き荒れてるけど、残してきた仏とか洋平とか、大丈夫なんかちょっと心配だなぁ…。● 中国の一人当たりのGDP。途上国の成長過程で個人消費が一気に拡大する所得ラインとされてる3000ドルを越えた。中国としては悲願の数字。でも自由への意識も拡大するから一党体制からすると悪魔の数字でもある。にしても格差デカすぎだよ…。 ● 「ハウジングプア」だ。いま思い出した。昨夜の飲み会で出てこなかった言葉。浮浪者とか乞食って言えばいいのに…。そういえばセーヌ川ぞいのテント村が話題になったフランスには住宅省ってのがある。住宅大臣が強制退去者への段階的な保護対策を発表したり…。 ● DINファミリーにエクストラライトが追加された! ● メモ。「URIS」。TinyURLみたいにURLのカスタマイズはできないけど、とにかく短くしたいときに便利。だけど4文字って限界あるよね。足りなくなったら文字数を徐々に増やして行くってことなんかな…。 ● いま工事中の「大橋ジャンクション」って近所なんだよね。ウチから目黒川ぞいに大橋の方に向かうと、デカいのがにょきーと立ち上がってる。内側はどうなってるのかなと思ったらすごい写真リポートがあった。中でもこの鉄骨の写真はすごいわ。 ● あはは。声出して笑ってしまったー。「twitterでずっと仲良くしていた人がbotだった」。 ● 160万個っていうダントツの売れ方をしてる料理のおもちゃが面白いらしい。「こなぷん」。本物そっくりに出来て、思わず食べちゃいたくなる出来らすい。 ● バカ系の王道行ってるスザンヌって、実は「バカ」を完璧に演じてるんか?って思わされるときがある。バカが出来るぐらいに実はアタマのいい子ってことなんか?まじぇー?

Saturday, March 28, 2009

Playboy Archive

たまたまというか割と大物系が集まる昨夜のウチでの定例鍋会で、広告出稿が激減して苦境に立ってる「雑誌」というビジネスモデルを救っていくには何が必要かっていう議論があった。

広告価値のある媒体であり続けるためには読者との距離感を今までには考えられなかったほどに短くする必要がある点。月刊という「のんびり」した時間軸では「最新情報」みたいなものにはすでに価値は存在せず、そこはRSSを使ってのスピード確保が必須、というようなメディアとしての立ち位置リセットをどうするか。また、たとえばVogueの斎藤さんが試行錯誤されてきたような広告以外での雑誌ブランド価値の別ビジネスへの展開というモデル。さらに雑誌のアイデンテティとして、年代別対応型総合情報誌なのか(老舗数誌以外ほぼ瀕死。というか脳死かな)、カタログ雑誌(救急隊が色々出動したけど脈拍はどんどん低下中)なのか、スタイル雑誌(ダメなら即死)なのか、ニッチ雑誌(生命線は販路確保のため臭いケツ舐め続けで朦朧状態)を選ぶのか、そこは雑誌のオーナーである出版社の体力次第。その前に雑誌を作るというところに集う才能の使い方がそもそも…とか。

すみません。まさに雑誌というのはある意味で「なんでもアリ」なわけで、それを「どーすんねん」っていう議論自体がおこがましい議論であるのは明白なのですが、ぶっちゃけ「もったいない」わけです。つまりまだ価値を生めると僕も含めて昨夜の面子はみんな思ってるのは確かです。ただ議論の中で出てきた具体的な話は、そのままビジネスのネタばらしになってしまうので、これ以上は書けません。でもまぁ、そういう白熱した議論(でもみんな酔っ払ってるんですけどね)を経た上でってことで、この「Playboy Archive」を紹介しとく、って感じです。

このサイトを「うぉ、おっぱいデカー」っていう18禁のエロサイトと見る(それが最も正しい鑑賞姿勢だけどね)もヨシ。ストレスの少ない適時コンテンツをロードさせる技術に「どうやってんだ?」と見るもヨシ。ウィンドウサイズに合わせてのリキッドさや、マウスドラッグやクリック後での表示を「いいじゃん。真似しようぜ」って風に見るもヨシ。Playboyという雑誌のエディトリアルデザインの変遷として「すげーな」と見る(ぶっちゃけ凄いと思いますよ。グリッドの使い方も秀逸だし、カーツーンや寄稿に当てるイラストレーションもどれも一流。写真の使い方や選び方なんかもアートディレクターとしては教科書的に分析するに足りる質を持ってますからね)もヨシです。

まぁ、それぞれ自分が置かれている立ち位置に合わせてみてもらったらいいと思います。ただ僕は、先に書いたような、雑誌というメディアが今後も生き残っていくために「何をしていくべきか」というところで、このサイトは多くの啓示を与えてくれるものを持っているな、と思うので紹介します。それが何なのかは各自で考えてください(ヒントとしては「アノテーション」かな)。まぁ、何か思いついたらコメントください。ではK1観戦に戻ります。

Friday, March 27, 2009

DoCoMoどうした?

「中西元男公式ブログ | 中西元男 実験人生」の「DoCoMoどうした?」です。はい。ばりばり外出ネタですな。はてブあたりでも話題になってるのは知っていて「うぉー、先生、吼えてんなー(笑)」って思ってました。ていうか「先日受けたインタビューで、近頃発表されるロゴデザインはレベルの低いものが多すぎると思うのですが、どうお考えですか?」って、そんな聞き方するインタビュアーなんていないし(笑)とか思いつつ、ってことでリーダーでは星もつけてるんですけど、ざっと読んだだけ。んん?なに?って思ったところもあるんですが、まだ深く味わっていないのでコメントはまだ書けません。ただ、これはじっくりと深く味わうべきものであり、容易に捨てられないので(謎)エントリーしときます。あと、これ日付を見ると去年の夏のご意見なんですね。全然気づいてませんでした。かといって先生のはいちいち熱いために、他のフィードが霞んでしまうので、今もリーダーに入れようとは思わないんです。ときどきお邪魔して「はぃー」とか言ってるぐらいで勘弁してください(謎)。

Monday, March 23, 2009

Raf Simons Shoes


欲しいものが多すぎるコレットのコレクションの中でも、このラフ・シモンズの靴は特別すごい。一見プリントっぽいんだけど、えええ!これ全部刺繍!ってのに仰天しつつも、普通に美しい。欲しいなぁ。買っちゃおぅかなぁ…。

Friday, March 20, 2009

Honda | Internavi Realization


公開されたのはいつだろう。知らなかったけどすべてに秀逸。気持ちの良い浮遊感を与えつつ、ちゃんとインタラクティブにもなっている。サウンドとの見事なマッチング。微細さ。繊細なところに質を求める強さ。誰だろう、このタッチ…。佐野くんかな…。とにかくコンセプト表現がストレートに伝わってくる。久しぶりにスクリーンセーバーを入れ替えました(上に貼ったのはブログパーツ)。

●3月21日・追記:どなたかわかりませんが書き込んでくださったコメントで作られた方々がわかったので本文に打ち消しラインを追加。それと、僕がこのサイトにたどり着いたのは普通にCNETでニュースを読んでいて、ヘッダー下にちょっと不思議なバナーが貼ってあったところから。この僕がフルサイズバナーをクリックして別サイトに行くこと自体珍しいが、その上、サイトを全部見て、さらにブログに書くっていうのは、もう思い出せないほど久しぶりかもしれない。既存のメディア上であっても、コンセプトをストレート表現するクリエイティブを行えば、それはストレートに伝わるという実例なのかもしれない。いずれにしろ重要なのは「何を伝えきるのか」の絞り込み(明瞭な優先順位)というコンセプト作業ってことだ。

Thursday, March 19, 2009

カルティエ特別展「Story of...」

お口直しってわけじゃないですけど(笑)、日仏交流150周年を記念して、東京国立博物館にて「日仏交流150周年記念 特別展「Story of...」カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶」が開かれるのでエントリーしとく。

日本はもとより、海外の美術館や博物館に足を運んでも「ジュエリー」っていうカテゴリーは実はあまり触れる(じっくり鑑賞する)機会が持てない。飾ってあっても本物じゃなかったり、輝きの失せた様式美を見るだけのアンティークだったりすることも多い。そもそもジュエリーっていうのは眩いような輝きを身に纏うために存在するわけで、本来は人が身につけた状態が最も美しいというか、そういう状態を想定して作られたモノなわけだけれど、そんな大金持ちに友人はいないし、かと言って根性決めてバンドームあたりのジュエラーの呼び鈴を「じじー」って鳴らして中に入っても(どのお店もとっても上品で丁寧に扱ってはくれるけれど)僕みたいな貧乏人は簡単には2階に上げてくれないわけで(笑)、そういう意味でも職人技が生み出す本物のジュエリーの「輝き」というものを目の当たりにする稀有な機会かもしれない。

それに、僕も色々とジュエリーブランドの仕事はしてきたけど、やっぱりカルティエは別格。これは六本木の巨匠も、ウチのビルの地下のスタジオの巨匠も異口同音。それに過去からさかのぼってカルティエのブランド世界を俯瞰できるなんて、やっぱりちょっと興奮するし、ちゃんとスーツ着て見に行きたいって感じもあるかな。また、展覧会のアートディレクションが吉岡徳仁氏というのも見てみたい理由のひとつ。4月5日の日曜日には徳仁さんの講演会も開かれるとのこと。

Nikon | ニコン 歴史発見!

このブログでは、出来れば良いデザインや、練られたコミュニケーションデザインをクリップして行きたいと思っているのだが、この「Nikon | ニコン 歴史発見!」は、その正反対。ありえない低レベルに唖然とした。

これを見た直後に、Twitterで「なんで企業の歴史を伝えるのに、見に来てるひとにミッション与えてクリアさせなきゃならんの。ユーザー馬鹿にすんなって。アホくさ度ぶっちぎり」。とメモった。いま、冷静になってこのエントリーを書いてはいるが、改めて「ぶっちぎり」だと思います。だって「ニコン」ですよ。中小企業でもなく、ネットのサービスサイトでもなく、誰でも知っている伝統と歴史を誇り、十分なブランド価値を保持している企業が、こういう自滅型のコンテンツを堂々と公開してしまうことに僕は耐えられないので、警鐘を鳴らしておきたいと思います。

そもそも、自社の歴史を知りたいと思った人に「その前に、君にその素質があるか試させてもらおう」って言いますかね。なんですか。「これからミッションを与える」って。理解できません。ていうか、その高圧的な態度は「ニコン」という会社のパーソナリティなんですか?ていうか、なんですか、このパースの狂った安っぽいイラストは。「ニコンの歴史」ですよ。こんなに薄っぺらいんですか?……ていうか、って言い始めたらキリがないです。

あのですね。「歴史」というのは、ブランドにとって最大の資産なんですよ。追随しようという企業が逆立ちしても手に入らないものですから、ブランド力を競い合う場合に「歴史」は最大の武器でもあります。そういう意識を「ニコン」さん自身がもっと深めたほうがいいと思います。おそらくこのサイトを作ったというかデザインなんかを手がけた制作側の会社さんは、そういう「非常に重要な企業の資産」を扱っているんだという意識は皆無だったのでしょうし、こんなものを提案して納品しちゃうそんなクソ会社は飛ばされようが潰されようがどうでもいいんですけど、「ニコン」さんの企業価値が下がるのは見逃せません。ぶっちゃけ、このサイトは存在しないほうがいい。即時で「ありがとうございました」と掲示して、このコンテンツは撤収すべき、と僕は思います。

Wednesday, March 18, 2009

electric stimulus to face


笑えますけど立派な実験やってると思いました。ちょっと苦しそう(笑)ですけど。

Friday, March 13, 2009

Ogilvy on Recession

不況時のオグルビー」とでも言えばいいかな。広告を主軸にコミュニケーションを考えているオグルビーのこれからっていうところをまとめた戦略提案集。

リージョンごとに分かれているので読み比べたらいいと思う。量が多いので、僕もまだ全然読み込めてないけど、とりあえずクリップしとく。

こういうカタチでリリースを出すっていうのは外資系、特にアメリカの企業では普通のことなんだけど、日本の広告会社って調査データと傾向までは出すけど、それを元に「従来まではこう。これからはこう」という大きな指針を示すことがあまりない。たぶんそれは、日本の広告会社のビジネス自体が複雑な環境にあり、一方を立てれば一方が困るという多くの矛盾要因を抱えているからだと思う。ストラテジーとクリエイティブレップが、メディアバイイングと一緒になってるってコトだけでも無数の矛盾を生んじゃうわけだからね。

書けない漢字: 耄碌

昔は(っていう言い方自体が古いんだけど)、テレビとか映画とかで「このもうろくジジイ!」みたいな言い方というか台詞って、けっこう耳にした気がするんだけど最近は聞かなくなった気がします。やっぱ卑下する言葉っていうニュアンスが強いから、差別用語とか、放送禁止用語とか、そういう方向で放送しちゃいけない部類なのかな?って色々調べてみたんだけど「もうろく」って言葉自体が「ダメー!」っていうのは見つけられなかった(なんかそういうリソースがあったら教えてください)。ただ、江戸時代頃に「痴呆症(今は認知症って言うらしい。なんかややこしいな)」の状態を「耄碌した」と言ったっていう一説は出てきた。だけど、昭和で使われてた「耄碌」ってのは、もうちょっと軽いっていうか、耳が遠くて、ぽけーっとしながらニコニコしてる感じって言うのかな。それは痴呆じゃくて、もっと温かいニュアンスを持った「ボケ」た感じだったんだよな…。とりあえずそういう禁止言葉の方向性は置いておいて、そもそも「もうろく」ってのは何を意味しているのか、ってところを調べてみると、「常識ぽてち」さんの詳細解説に自分の知りたかったことが載っていた。

「もうろく」とは漢字で書くと「耄碌」になります。「耄」はおいぼれること。この「おいぼれる」も、漢字で書くと「老い耄れる」となります。つまり老いて衰えることをいいます。歳をとり、その結果思考力・記憶力などがひどく衰えて何がなんだかわからなくなることを「耄碌した」といい、自嘲したり、また他人に対して軽い侮蔑を含んで用いられる言葉です。「耄」という言葉は「老いて更に毛のように細くなる」という意味。江戸時代あたりには使われていたようで、当時は80、90歳くらいの高齢な老人をさしていいました。平均寿命が40歳から50歳くらいの時代ですから、長寿の意味もあったのではないでしょうか。耄碌の「碌」は役に立たないこと、を意味します。「碌」という字の右側の「つくり」は緑、禄、録などと同じですが、これらは皆「生きていくうえで役に立つもの」という前向きな意味があります。ところが「へん」が石の「碌」の字は、石は食べられないし、あまり役に立たない、という意味であるようです。「ろくすっぽ役に立たない」の「ろく」はこの「碌」をあてて使います。

とのこと。なるほどー。「年老いて役に立たない」って感じなわけだ。痴呆でまわりに迷惑かけるなら、さっさと死にたいんですけど、僕はどこかで「年老いて役に立たない」っていうジジイになって死にたいなって思ってるですよねー。僕の理想の死に方は「年老いて役に立たない」感じで、ちょっと手間がかかる感じになった頃、ある日「おじいちゃん、起きないよー」って言われて息絶えてる(理想はコタツ)って死に方です(笑)。うーん、どうなんだろね。「憎まれっ子世にはばかる」とも言うし「おめーは畳の上で死ねねーぞ」って言われたこともあるからなぁ…。まぁ、そういう死に方が出来るように、今後は出来るだけ徳のある生き方をして行きたいとは思っています。んで、このエントリーですけど、要は「もうろく」って漢字が書けなかったんです(最後に言うなー)。あれー、どう書くんだっけなーと思って携帯で入力してみたけど、なぜかauの携帯のFEPでは漢字に変換しなーい!マジかよー。みたいなコトで…。はい。すんません。どうせ耄碌するんだから覚えとけっちゅーの、ってことです(しょぼーん)。

Gris : 3歳

一昨日の3月11日。ウチの子が3歳になりました。名前は「グリィ」。イタグレの女の子で、名前はフランス語で灰色の意味です。生まれは群馬の蕎麦屋の子で、兄弟の中でいちばんマヌケな子でしたが、いちばん綺麗な目をしていました。生まれて3ヶ月になるちょっと前ぐらいの、手のひらに乗るぐらいの大きさで、びっくりするほどチビな感じでウチに来ました(右下の写真は生後4ヶ月ぐらい。片手ぐらいの大きさでした。まだ鼻も伸びきっていないので丸顔の赤ん坊っぽい感じの頃です)。3歳になって、大きくはなったんですが、やっぱりチビ。散歩している最中に、他のイタグレに出会うと子供のように見えてしまいます。

イタリアン・グレーハウンドという犬種は、基本的に排他的というか気位の高い犬で、あまり人懐っこい感じの犬ではないとされているのですが、ウチのグリィは全然違って、どんな人にも積極的にコミュニケーションを取ろうとします。当然なのかもしれませんが、一度でも「ヨシヨシ」してもらった人は見事に全員覚えてますし、二年ぶりぐらいに「グリィ、ひさしぶりー」みたいな時でも、ちゃんとわかってて嬉しくて仕方ないって感じの子です。普段はいつも僕の横で丸まって寝てます。僕が忙しいときは邪魔しないし「よっしゃー、終わったどー」とか僕が言うと、ぴょこんと起きて、ぺろぺろ舐めて褒めてくれたり…。まぁ僕にとっては、いいパートナーって感じです。

この3年で一番大きな出来事は、やっぱり右前足の骨折でした。グリィが骨折したとき、僕はフランスに撮影のために出張していて、海外に出ている間は長期で預かってもらっていたわけですが、その預かってもらっていたお店で骨折しました。預かってもらっていたお店は、昼間は短期の預かりやトリミングなどで色々な犬が来るために、グリィ的にはどうやら毎日がむちゃくちゃ楽しかったらしく、毎日毎日、遊びすぎっていうぐらいにはしゃいでたみたいです。その結果、はしゃぎすぎてソファからフローリングの床に飛び降りた瞬間に、着地で足がすべって「ぐぎっ」と右手首の上を骨折しました。その連絡を受けたときは、僕はちょうどパリで撮影の段取りを始めたところで、サンジェルマンのホテルで「明日はここを撮ろうか」とか言ってる最中に携帯に「骨折した」と電話がありました。もう撮影とか全部ほったらかして日本に帰ろうかとも思いましたが、アートディレクターとしての責任もあり、誰かに頼むと言うわけにも行かず、とりあえず近所の病院ですぐに手術をしてもらって痛みのない状態にしてやってくれと頼みました。

フランスから帰国したその日に、すぐに病院に行ってレントゲンとかを見せてもらいながらインフォームしてもらったんですが、どう考えても完全な手術とは思えず、その獣医の説明には納得できませんでした。家に帰ってから、めちゃくちゃ気合いれて検索しまくって、磯子にある「ここが最高!」という病院があるらしい、というのを見つけ、すぐに電話して、セカンドオピニオンということで診察してもらいました。そうしたら、その改めて診断してくださった獣医さんが、顔色変えて「この状態は、かなりまずいです」と言うわけです。診断としては「感染症を起こす一歩手前の状況で、ヘタすると骨までボロボロになって、一生、真っ直ぐ歩くことも出来ない可能性が高い」という状態でした。パリから帰ってきた直後に最初に手術した病院に行ったときに感じた「これがベストではないんじゃないか…」という質問も色々して、その答えが、ずべて「やっぱりいい加減だったんだ」というコトがハッキリした感じだったので、その日のうちに最初の手術の時に入れられたワイヤーを抜き、傷口を完全に消毒しつつ抗生物質を投与するっていう緊急手術をしてもらい、そのまま入院。そのあとグリイの骨に合ったプレートをわざわざ作るのに一週間。それを使って骨を完全に固定する手術。そしてギブスで歩けるようになるまで…、と、約一ヶ月かかって退院。何度も痛い思いをさせる結果となりましたが、おかげで約半年で元気に走り回れる状態に回復。今日、グリィが元気に走り回っている姿を見ると、がんばって二度の手術に耐えてくれ、と決断して良かったなと思います。イタグレと暮らそうと思っている方は、ホントに骨折に気をつけてくださいね。

●追記:ちなみに再手術をお願いして完治させてくださった病院は、「みなとよこはま動物病院(旧 永岡犬猫病院) 磯子センター病院」です。日本中の獣医さんから「もう駄目だと思う」と言われたような犬たちが、この病院に来て手術を受けたり治療してもらったりしている、という噂でしたが、グリィが入院している間に、そういう感じで通院しているという飼い主さんから数多く話を聞きましたし、実際にニコニコしながら生還していく飼い主さんと犬の姿を沢山見ました。この病院の設備は完璧と言ってもいいと思います。どの先生もとても温かい方々ですし、高い評価を受けるだけの経験と技術を持っていると感じました。手術も主・副の両先生に加えて、麻酔医まで入ってのオペ。さらに、そのすべてをすぐ隣でモニター出来るなど、とにかく安心させてくださいます。近所の犬猫病院では手に負えないような状態になったときは、この病院で診察してもらうと、きっと光明が見えると思います。

Thursday, March 12, 2009

Social Suicide

あっち(どっち)でマックイーンがギザいけてるって話からサイモンの話になって、まぁ流れとしては正しいわけなんですけど、こっちにはサイモンのブランドってことで「Social Suicide」をクリップしておく、って感じ。

サイトをキャプチャーするのに、このページを選んだのは、「女王」っていうロンドンのクリエイターにとって絶対に外せないお題のところのサイモンの答えだから。ぶっちゃけ、このジャケット欲しいもんね。ヴィヴィアンはもうセレブ好きな婆ぁになってもーたし、ゴルチエはもう言うことないしってあたりで、マックイーンやサイモンあたりにこういう血が流れ続けてるってことがうれしいというかホッとするというか。まぁそんな感じ(ガリアーノは変わんないね)。

Dsquared2

Dsquared2」のキャンペーン。なんかイタリアン・ヴォーグっぽいっていうか、スティブン・マイゼルっぽいなーと思ったら、やっぱりそうだった。彼が広告として作った写真を見るの久しぶり。リンダとナオミも久しぶりっていうかお元気でなによりですって感じ。

だけどさ、「もう過去のひとたち」とされている彼らの仕事だけど、この完成度はなによ。アイウェアの写真の構図なんかは動かしようのない完璧さを漂わせている。サイトにあるパープルで彩られたRohn Meijerの写真まで、ブルース・ウェバーの写真を連想しちゃう僕ってのは、やっぱオッサンなんだよなー。

Future Vision 2019

<a href="http://video.msn.com/?mkt=en-GB&playlist=videoByUuids:uuids:a517b260-bb6b-48b9-87ac-8e2743a28ec5&showPlaylist=true&from=shared" target="_new" title="Future Vision Montage">Video: Future Vision Montage</a>
とりあえず貼っとく。コメントはまたあとで。

Monday, March 09, 2009

Armani Jeans

Armani Jeansのサイトに新作のプロモーションがアップされた。技術的にフルパノラマの映像っていう新たな試みのために、すっごいローディングに時間かかるけど、AJの世界観とはこれぞ!って感じ。興味深いのはどれもAJ的に正しいスタイリングになってるところ。湯煮黒とかには存在しない世界観の表現。しかしこの映像のフルパノラマってのは新しい経験だな。ずっと後ろ向きに見ることも出来るし、ぐるぐる回しながら映像を見ることも出来る。パノラマという効果を相当考えた上で、このロケーションの選択と、モデルたちへのディレクションがある、ってことがよくわかる。「Armani Jeans: Take control of your style」。制作はサッチサッチ。詳細クレジットは以下。Advertising Agency: Saatchi & Saatchi, Rome, Italy | Creative Directors: Alessandro Orlandi, Agostino Toscana | Art Director: Alessandro Orlandi | Copywriter: Antonio Di Battista | Account Services: Carlo Noseda, Silvio Meazza, Carola Canossi, Lavinia Marzotto | Agency producer: Jessica Ferguson | Production: Immersive Media | Director: Alessandro Cattaneo | Music: Stefano Lupo | Web Developing: Logicweb

Sunday, March 08, 2009

イラク国立博物館・再開

一週間ぐらい前に、バグダッドのイラク国立美術館が再開したという素晴らしいニュースが全世界に流れた。そのニュースに触れた直後に、僕なりに、かなり時間をかけて検索したけれど、イラク国立博物館のサイトを見つけ出すことができなかった(現時点でもWikipediaでは以前のサイトにリンクが張られたままだ)のだが、今日、ようやく再開した「イラク国立博物館」のサイトをみつけた。archive.orgで見てみてもまだ履歴が残っていないので、サイトは公開されたばかりではないだろうか。とにかくイラク戦争でフセイン政権が崩壊した後、無政府状態になった時期に、文化財の多くが略奪されたという、危機的な状況に陥ったというニュースが2003年の4月頃に流れて胸を痛めていた。その時から6年を経て再開できたことを、心から祝福したい。

Saturday, March 07, 2009

Twitter : Mar 2009 : 01

マザーボード交換でPCが戻ってきてくれたタイミングが、ちょうど取り掛かっていた印刷物の最終工程に入る直前だったので、いつも通りのスピードでクリエイティブを遂行することが出来たのは幸運だった。とはいえ、なんだかんだで忙しいのは続いてる。そんな中でのTwitterを、いつものように収録(会話となっているものは相手もいることなので除外)。

■3月1日: ● うぇぇー。写真家の稲越功一さんが亡くなったとの知らせ。びっくり。肺ガンだったそうだ。さらに癌と宣告されてから入退院を繰り返しつつ1年半も仕事を続けられていたとのこと。いつもお洒落にキメながらも、目だけは常に「美しい光景」を求めてらっしゃった…。心よりご冥福をお祈りします。 ● おぉ、寛平ちゃん、とうとうロサンジェルスまで1000マイルを切ったよ。しかしヨットで太平洋を横断するっていうのを、毎日こうも詳細にリポート出来るってすごい事だよな。 ● うらやましい話だなぁ。日本も法人税を下げて欲しい。法人税まじ高すぎですよ。「法人減税、法の抜け穴ふさげば可能=米大統領」。

■3月2日: ● ずっと集中し続けてたからか、かなり疲れた。むっちゃ忙しいわ。やらなきゃいけないこと多すぎで泣きそう。この週末もずっとデザインし続けて、かなり色々とカタチに出来たけど、まだまだ作るものが目白押し。がんばれー! ● わはは。「『お前の国の経済閣僚は寝てても勤まるんだ』と嫌味を言われる。いや、寝てたのがバレたから辞任したんだが」。by 切込隊長。 ● あかんあかん。ニュースとか読んだり、遊んでる場合ぢゃないわな。仕事しましょう。はい。がんばります、ってことでまた深いところに潜ります。

■3月3日: ● とりあえず今日の納品、おわったどー。ちゅかれた。ちょーちゅかれた。こんなに長時間集中し続けたのはホント久しぶり。何時間やってたんだろ。徹夜するとは思わんかったけど、やれば出来るもんだな。 ● わかってないなー。デジタルがなんでも実現すると思い込んでるバカが出たよ。つか無理ですって。PhotoshopでCMYK変換すれば、そのままの色で印刷が上がってくるわけないです。 100%不可能。色校の問題じゃないです。RGBからCMYKに変換するカーヴを製版と詰めない限り無理です。 ● 雪が降るっていう天気予報だったけど、なんか小雨のままで雪になる感じじゃないなぁ。今夜寝て、明日の朝に起きたら一面銀世界って感じだったらちょっとうれしいかも。隣家の取り壊しも終わって、いまは更地だから、そこに積もってくれると綺麗かもしれない。早起きして写真でも撮るかな。

■3月4日: ● 「ホワイトハウス(West Wing)」シリーズが大好き。たぶん世界で最も多忙な大統領補佐官たちのドラマだから、当然、目が回る速度で毎回話しが進んでいく。だけど精緻な人格表現の脚本と、完璧なストーリーテリング構成で、必ず何かを胸に残す…。こういう完成度を自分としても目指したい…。

■3月5日: ● 友だちのロウリィが映画を撮りました。監督と脚本は大鶴義丹さんで、ロウリィは撮影監督です。バイク好きならではの映像満載のロードムービーです。ホームページが出来たので、よかったら見てあげてください(ぺこり)。「私のなかの8ミリ」 ● なんか稚拙な作りのChris Headsのサイトだけど、写真はもう最高にかっこいい。ホントに素晴らしい。今の気分を撮ってるなぁ。ぱちぱち。 ● 市区町村別の人口動態統計を厚生労働省が発表。出生率の最下位は東京都目黒区の0.74って、うそー!まじですか。ていうかウチの近所ってガキだらけなんですけどね。単にウチが小学校と公園にはさまれた場所だからってことなのか…。 ● 「完成度の高いユーザーエクスペリエンスを実現するためには」。本間さんが事業開発視点から整理されている。こういう横断的な議論が出来る思考を持つ人が日本の企業に少ないと感じてたのでちょっとうれしかった。

■3月6日: ● 「タクシー割安運賃ピンチ メーター承認に国の壁」。民間の努力を潰す官僚が、いかにバカで無責任で身勝手かを象徴してる話だ。こういうの、無性に腹たつわー。 ● バニオ!YogiYamamotoとかKenzzoと同じタイプだ(笑)。中国っぽいなぁー。 ● 友達のお姉さんが今日、乳がんの手術を受けるので、無事に終わることを祈る。

■3月7日: ● 先月の携帯のパケット通信料が約7万円。まじぇー!って思ったら「ダブル定額」だから5000円弱の定額料金だけでいいらしい。つか、すごい値引きだよね。今まで料金とか全然気にしてなかったけど、定価のパケット料ってのは、すでに破綻してるってことだよね。 ● これ欲しい!「ON AIR Wrist Watch」。 ● アメリカの雇用統計出たね。毎月60万人ぐらいづつ失業してる計算になるのかな。十分すごい数字だけど、これから先も企業の雇用調整の流れってまだまだ止まらないから、ますます経済が不安定になるのが確定ってことかぁ…。

福沢諭吉の言葉

独立の気力のない者は必ず人に依頼する。人に依頼する者は必ず人を恐れる。人を恐れるものは必ず人にへつらう。そして人にへつらうことによって、時に悪事をなすことになる。独立心の欠如が結果として、不自由と不平等を生み出す。学ぶことの目的は、まずは独立心の涵養である」。

福沢諭吉さんの言葉です。深い言葉です。今の社会状況を変えていく指針ともなる重い言葉であると同時に、自分を取り巻く環境を見る上でも明快な視座を指し示しているように感じます。さらに、この言葉を、日々の自分の暮らし方や、仕事に向かう姿勢として、という風に置き換えて受け止めても、数々のことに気づける。真理を突いた言葉ということですね。胸に刻んでおこうと思います。

Friday, March 06, 2009

政府高官ってだれ?

なんか、政府高官が西松建設の違法献金事件について「自民党側は立件できないと思う」と語ったことに、民主党の鳩山由紀夫幹事長が「検察側と政府筋の出来レースがある」とか言って物議をかもしてるわけですが、そもそも「政府高官」って誰?そういう言い方ってなに?って思ったので具具ってみたところ、「政府高官」ってのはどこかの省庁の局長らしい。そのほか、いろいろ出てきたのでメモ。ったくわけわかんないね…。
  • 「政府首脳」 : 官房長官。
  • 「政府筋」 : 内閣官房副長官。
  • 「党首脳」 : 幹事長か総務会長。
  • 「外務省首脳」 : 事務次官。
  • 「政府高官」 : 各省庁の局長。(今回は官房副長官らしい)
  • 「~省筋」 : 各省庁の局長以下。
  • 「幹部」 : 中央官庁の局長。
  • 「権威筋」 : 当該問題の決定権を持つ人。
  • 「消息筋」 : 当該問題を解析できる専門家。
  • 「国名消息筋」 : 在日大使。

Thursday, March 05, 2009

Chris Heads

ちょっと忙しいのでエントリーだけ作っとく。後ほどまた書きます。というかまだ忙しいので、とりあえず「クリスの写真はかっこいい」。以上。終わり。って感じではありますが、まぁ要点だけ言うと、クリスの写真はまさにファッション写真で、彼は今の時代の気分を映し出せる稀有な存在かと思います。

ちなみに業界でもファッション写真っていうのを「服を着たモデルを撮った写真」って思い込んでるオタな人が結構いますが、そういう風に分類する時代って半世紀ぐらい前に終わってるってことを認識してどうぞ絶望してください。ブロドヴィッチがアヴェドンを使って具体的に示したところあたりからファッションっていう言葉の定義と、その表現の模索は今日までずーっと続いてるわけで、そのあたりの不勉強も深く反省してください。

んで、そういう余談をつらつら書いてる時間がないので、クリスの話に戻りますが、アートディレクターとして彼のサイトで「おぉ!」という感じで見たところはどこかと言うと、「STORIES」というところ。エディトリアルとしての構成が出ているわけですが、このグランスな見せ方から、彼が何を考えて、どういうテーマを個々のシリーズに与えようとしたのか、さらにその中でどの服をどうスタイリングしようとしたのか、さらに写真として、どういうトーンやタッチに仕上げようとしたのか、そういう、表現すべてをコントロールしようとするところに「稀有」な才能を感じるなーってあたりを味わってもらえるといいかな、と。

victor magazine

New edition of Victor Online – every month

In the future, a new free Victor Online magazine will appear every month. Just like the printed version you will find news, updated equipment articles and inspiration from the world best photographers. In this issue you can meet former Hasselblad Masters photographer Marco Groob and award winning photographer Joel Meyerowitz – see you on Victor Online.

ハッセルからニュースレターが来た。その中で「ハッセルブラッドが出版している「victor」マガジンが、これからは毎月オンラインでも読めるようになりますんで、どーぞよろしく。今月はマルコ・グロブの写真をフィーチャーしてまーす(メールではGroobになってるけどGrobのタイポだね)」っていうリリースがあって、「おぉ!」ってことで、さっそく見たんだけど、ホントに雑誌一冊、まるごとそのまんまFlashで実装されてて「すごいじゃん」と思った。まんま度合いはHPとかEPSONの広告まで全部そのままだから100%という潔さ(これはこれで広告価値は維持してる)。で、これはこれでいいんじゃないかなと思った(このマガジンを見るには、まずはvictorのログイン画面にアクセスして、Registor nowのところで自分のメールアドレスを入力。それで複数のフローを経由すればすぐ見れます)。

「これはこれで」という意味だけど、これまで、こういうプロモーションとして作られるコンテンツをWebに置く場合って、元のエディトリアルを解体して「Flash化するとこういう感じ。どうですか?」みたいな作られかたが多かったように思うんだけど、この「victor」のように、元々のエディトリアルデザインの完成度が高い場合は、変に解体してFlash化してどことなく似て非なるものを作るよりも、そのまんまを見せたほうが世界観が失われないんだな、と思ったわけです。そのまんまならPDFでいいじゃん、という意見もあるかもしれないけれど、web上でのPDFというのは、単に雑誌やカタログという「モノ」として完結したものとしてしかWeb上では存在していないわけで、この「victor」のようにグローバルメニューをつけたりというようなWeb本来の状態とは別の次元の話なわけですね。その意味では、この「victor」のFlash化は、拡大して十分な解像度で見ることも出来るように作られているわけで(とりあえず上のサムネイル写真をクリックして見てもらえばわかります)、Flashを使うからこそ出来る「機能」というところを逸脱しない「賢い使われ方」のひとつの見本とも言える気がします。

また、この「victor」マガジンのサイトの作られ方って、「誰にでも」みたいなアクセシビリティ概念とか関係ナシで、とにかくハッセルブラッドというプロフェッショナルな道具を使うであろう人たちのネットワークやコンピュータの環境に、ずばり合わせた作り方になっているところも潔くていい感じに思います。まぁ、定期購読してる「victor」の「あのーちょっと本棚に入らないんですけどぉ」っていう大きなサイズの印刷版は、それはそれでモノとして楽しむとして、いずれにしてもWeb上のコンテンツっていうものがFlashでかっこいいとかどうとか、もうホントにどーでもよくて、そういうことではなく、ちゃんと見るに値するだけの「質」ってものをコンテンツ自体が持っているかどうかっていうことが、何よりも重要だってことを、改めて再確認した感じです(このコンテンツの「テクノロジー」のところなんかはホントに読むに値するだけのコンテンツだもんね)。

Wednesday, March 04, 2009

私のなかの8ミリ


友だちのローランド桐島くんが映画を撮りました。「私のなかの8ミリ」という映画です。映画を撮ったと言っても彼が監督を務めたわけではなく、監督と脚本は大鶴義丹さんで、ロウリィは撮影監督です。とはいえ「撮影」と「撮影監督」とでは担うものがまったく違うので、細かいことですが、僕としては「ロウリィが映画を撮りました」と言ってもいいと思っています。映画は、バイク好きならではの映像満載のロードムービーとのこと(ロウリィはパリダカにバイクで参戦したほどのバイク・フリークです)。彼がバイクというシンプルな乗り物に跨っているときに、全身で感じているものが映像としてきっと描かれていると思うので、映画館で見るのがとても楽しみです。ロウリィのことだから映像自体もファッションになってると思うし、そこも楽しみです。ホームページが出来たとのことなので、よかったら見てあげてください(ぺこり)。
「私のなかの8ミリ」 http://my-8mm.com/

Kyle Lambert


写真をスキャンして、それを元にPhotoshopのフィルターでいじったり、指先ツールでねじったりしただけなのに「デジタルアートです」とか言ってるバカってPhotoshopが3.0ぐらいまでって結構いたんだよね。さすがに最近はそういう人もみかけなくなった。でも増えてるのは変なリアリティ調子のレタッチしまくりのひと。そもそも、レンタルポジとか、どこかからクリップしてきた素材の寄せ集めだったり、ちゃんと自分なりの写真を撮っていないのに、そういう素材を一生懸命Photoshopで色々いじってオリジナリティを出そうとするっていう意味不明の芸術活動が増えているような感じがしていてすごく気持ち悪い。カメラマンなんかも「デジタルが主流だ!」ってことで、スタジオで写真を撮ったあと同じようにPhotoshopで描こうとしてるアホが増えてる。つーか、元の写真が駄目なものを、いくらいじくり回しても、なんにも生まれないっていうことに気づけないぐらいの才能しかないんだから、仕方ないといえば仕方ないんだけれど。まぁ、そんなヲタどもは、このカイル・ランバートのドローイングのプロセスを見て、是非とも挫折というか絶望っていうものを感じて欲しい。この動画にあるドローイングが完成した状態も見れるカイルの作品が置かれているオフィシャルサイトはこちら。Kyle Lambert Portfolio

Tuesday, March 03, 2009

大吟醸・福井信蔵

僕の誕生日のお祝いに、ちょっと重めの縦長の箱が届きました(贈ってくださったのは名前を出すと「あぁ、あの人」という方なんですが実名は伏せておきます)。なんだろう、と思って包装紙を開けてみると、「大吟醸」の文字。おぉ、日本酒を送ってくださったんだーと思って箱を開けたら、ずがぁーん(笑)。びっくりしました。すごくないですか、これ。僕の名前のお酒ですよ。これは記録しなきゃー!と思って、速攻で写真撮りました。うれしかったです。ありがとうございました。んで、このプレゼントが届いたのは2月26日で、この日は恒例というか月例の鍋会の日だったので、沢山の来客がありました。もちろん大吟醸を下さった某氏も来られたのでお礼を言いつつ、親友からはドンペリのヴィンテージをもらったり(おいしかったー!)、みんなで祝ってくださいました。バースディケーキも、タルト仕立てとショートケーキ仕立ての2種類も用意されてて(それぞれ結構な大きさだったな)、5本づつ立てられたロウソクを吹き消したりで、ちょっとじーんとしてしまいました。ありがとうございました。んで、話を大吟醸に戻しますが、飲みましたよ。みんなで。鍋会のメニューが牡蠣だったので、料理とも合って、大変おいしくいただきました。「50歳になると、こんなにうれしいことがあるんだね。オッサンになるっていうのも悪くないなー(笑)」って思いました。その夜は、ビールで乾杯して、シャンペンは飲むわ、にごり系の日本酒は飲むわ、この大吟醸・福井信蔵も飲むわで、すっごく酔っ払いました。でも翌朝から今日までものすごく働きました。エントリーを残しておこうと思いつつ、撮影から戻ってきてから、ずっと忙しくしてました。この3日間ぐらいは久しぶりにフルパワーでデザインしまくってました。今日それらを納品し、ちょっとだけひと息つける状態になったのでエントリーしておきます。明日からもまた忙しいけど頑張ります。