いよいよ明日、シグマからSD1というデジタル一眼レフカメラが発売になります。
このカメラが世に出るまでは、本当に色々なことがありました。完全に中の人ではない僕でさえ、その多難さを思うのですから、山木社長をはじめ、このカメラの開発に関わった方々のご苦労は、筆舌に尽くしがたいものがあったと思います。
開発秘話のようなものを僕が書けるわけではありませんが、新たなセンサーの開発、処理プロセスのテスト、基板設計、ボディ設計、アルファ機と、テストにつぐテストの末に、後はファームウェアのチューンというところでのベータ機…というステップアップのプロセス。
さらに、SD1のRawで撮った写真(X3F data)を現像するというところで、非常に重要なパートを受け持つSPP5 (Sigma Photo Pro 5)の開発(ここが写真として最終的に評価を分けるところでもある)と、チューンナップに向けた度重なる仕様変更などなどなどなどなどなど(沢山あって止まりませんw)、カメラ本体だけでなく、関連するパートも含め、SD1開発に関わってきたシグマの方々が、このカメラを世に出そうとするところに向けて注がれる情熱は、言葉がないほどに熱いものでした。
今日は、長々とこのブログに書き綴ることはしません。今日はお祝いなのです。シグマが、企画し、開発し、文字通り総力をあげ、震災の被害も乗り越えて、仕上げ、製造し、店頭にSD1というカメラが並んだ。本当に素晴らしいことだと思っています。SD1の発売、おめでとうございます!
Thursday, June 09, 2011
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本当におめでとうございます!
ReplyDeleteそして素晴らしい体験をありがとうございます!
このトピックを読むだけでも熱いものが伝わってきます。
信蔵さんはかなりの部分で関わっておられたと思います。
本当にお疲れさまでした。
もう楽しみでたまりません(笑)
SIGMAユーザーとして、新しい時代を切り拓こうという瞬間に生きていられる事が、嬉しいです。
また、被災を乗り越え製造されるという事が、被災地の人間としてかなりポイントが高いです。
本当にお祝いの日ですね。おめでとうございます!
SD1発売おめでとうございます!
ReplyDelete発表からいろいろ紆余曲折があったと思いますが、無事発売されるということに感謝の気持ちでいっぱいです。
これから先もさらにフォビオンの画質を広まるよう、いちユーザーとして写真を撮る事で協力していければなと思います。
お二人には、いつもいつも支えて頂いて、山木社長も心から感謝されていると思います。本当にありがとうありがとうございます。上場企業を色々手がけてきましたが、シグマほど自社製品を購入したユーザーの声を聞き入れようとする会社はありません。レンズやカメラを買って下さった方と、ずっとお付き合いしていきたい!と、心から思ってらっしゃいます。どうか、そこは信じてあげてください。どうぞよろしくお願いします(ぺこり)。
ReplyDeleteSD1発売おめでとうございます :D
ReplyDelete関係者の皆様これからもどんどん面白いモノを作ってください、応援しています :D
初めましてHappyFoxと名乗らせていただいております。
ReplyDeleteSIGMAは素晴らしいですね。
技術に対するまっすぐな姿勢は職人を思わせますね。
ただ、SIGMAの場合は頭の堅い頑固職人には成り果てずに、しっかりとユーザーの声を取り入れていることが感じ取れます。
私は今DP2Xで撮影を楽しんでいますが、もうベイヤー機には戻れそうにありません。DP2から所有していますが、その写真を観たときの感動と言ったら私の尊敬するアンリ・カルティエ・ブレッソンに匹敵していましたね。
そんなに体力がある会社でもないでしょうに、それにも関わらず、いやそれだからこそ挑戦し続けているのでしょう。SD1がデジタルカメラ時代に新たな一石を投じたことはまず間違いないですね。
SD1開発に関わられた全ての方へ・・
ReplyDelete「SD1発売おめでとう御座います。」
様々な困難を乗り越えて創り上げられたSD1と言うカメラは世界を一変させるだけの力があると確信いたします。
私が表現したい「表現」が可能なカメラは後にも先にもSIGMAのカメラだけでしょう。
これからも応援致します。
Guwashiさん、Charさん、いつもありがとうございます。なんか色々あったので、ホント泣けてきます。感謝です。
ReplyDeleteHappyFoxさん、ありがとうございます。シグマは稀にみる顧客中心の会社です。これからも厳しいご意見頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。