Tuesday, February 03, 2009
Thomas Prior
今日、「etoday」にフィーチャーされて、おぉ、トーマスじゃんって思って見直したんだけど、いやー、あいかわらずキレのある写真を撮ってますね。彼の写真は、ただカッコいいっていうだけじゃなくて、何か漂うドラマがあって、僕は大好き。さらになにげなくスナップ撮ってる風にしてるけど、ものすごく計算されたフレーミングには恐れ入る。これは才能と言わざるを得ない。その才能を味わうにはアートディレクターとして何万枚ものポジフィルムをセレクトした経験が必要かもしれないけれど、最もわかりやすく説明すれば、彼の写真にはトリミングする隙がどこにもないってことかな。彼が切り取ったフレームには必要なすべてが入っている。もう触りようがない強さ。これって、あたりまえのコトのようだけど、トーマスのように緊張感のあるフレーミングが作れる人って実は少ないのですよ。こういう力のある人とディレクションで丁々発止しながらの時間って、ものすごく疲れるんだけど掛け替えのない楽しさもあるんだよね。トーマスの写真はオフィシャルサイトとブログで見てください。
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