Sunday, November 16, 2003

electronic box

「最近は、職場や家だけでなく電車の中や公園のベンチにも進出している物体に付けられている「パソコン」という言葉はどうか。日頃やっかいになっているし、もう日本語化してしまったようだが、国語研に刺激されて、あえて「神棚的電子箱」と言い換えてみる 」

あほかと。これが朝日新聞の「天声人語」の言葉とは信じられないような時代感覚。パーソナルがなぜ神棚になるんだ。神棚的とは何を指すのかも意味不明。「あえて」と断ってこの言葉が表出する脈絡は筆者の個性のつもりだろうか。年寄り臭い。コンピュータやネットが使えていない筆者が垣間見える。「電車の中や公園」で拝むように携帯を見つめることを神棚と比喩したのか。というか、この文節のある15日の文章は外来語についての意見のはずだが、僕の言語能力では何を言いたいのか解読出来ない。僕にとっての「天声人語」といえば、小中学校の頃、試験問題に出るということで毎朝読んで文節丸ごと記憶するような国語のシンボルのようなものだった。難しかったが理解はできたのだが。

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