SIGMAのコンパクトカメラDPシリーズも広角、標準、そして中望遠と、三機種が出揃いました。このSIGMA DP1 Merrill、SIGMA DP2 Merrill、SIGMA DP3 Merrillの、それぞれの画角の違いを知って頂くのに、DP3 Merrillのレンズ紹介のページにもプラハの聖ミクラーシュ教会を被写体とした画角写真を載せましたが、あれは絵としてDP3 Merrillの絵が一番いいかと言うとそうでもないところもあり(あれが後ろに下がる限界の場所なのです)、もっと引いたところからの絵の方が理解しやすいかとも思いましたので、こちらにアップしておきます。
ちなみにこれらは同時撮影ではありません。同じ場所から三台のカメラを三脚に順に載せ替えながら撮ったものですので、太陽は動いていますし、雲間から陽光が出たり入ったりしている状況ですので光量の違いがあります。ですので、あくまでも「画角の比較」という視点で見てください。
SIGMA DP1 Merrill : 19mm(35mm換算28mm相当)
SIGMA DP2 Merrill : 30mm(35mm換算45mm相当)
SIGMA DP3 Merrill : 50mm(35mm換算75mm相当)
さらに、これら三機種の写真を、写真の真中に写っているスメタナ美術館と、その奥の旧市街広場のティーン教会の二本の塔のところを、写真として合わせるように縮小・拡大をして、実際の縮小率・拡大率をスタディした時のデータをアップしておきます。まずは縮小比率のものです。一番下のDP1 Merrillは広角なので、当然のように一番引いた絵です。それを100%としての縮小率です。
次に拡大比率のスタディです。一番小さいDP3 Merrillを100%として、DP2、DP1の拡大率を入れてみました。DP3 Merrillがどれぐらい寄れる感じかわかっていただけるかと思います。こうして重ねて見ると、違いが一目瞭然ですね。
以上、DP Merrill三兄弟の比較でした。DP3 Merrillがまた手に入ったら、これとはまた違った被写体で、こういうテストをしてみたいと思っています。
●追記:このエントリーで使用した写真をFlickrにアップしました。
focal length comp: DP1 Merrill
focal length comp: DP2 Merrill
focal length comp: DP3 Merrill
focal length comp: DP Merrill series
ちなみにこれらは同時撮影ではありません。同じ場所から三台のカメラを三脚に順に載せ替えながら撮ったものですので、太陽は動いていますし、雲間から陽光が出たり入ったりしている状況ですので光量の違いがあります。ですので、あくまでも「画角の比較」という視点で見てください。
SIGMA DP1 Merrill : 19mm(35mm換算28mm相当)
SIGMA DP2 Merrill : 30mm(35mm換算45mm相当)
SIGMA DP3 Merrill : 50mm(35mm換算75mm相当)
さらに、これら三機種の写真を、写真の真中に写っているスメタナ美術館と、その奥の旧市街広場のティーン教会の二本の塔のところを、写真として合わせるように縮小・拡大をして、実際の縮小率・拡大率をスタディした時のデータをアップしておきます。まずは縮小比率のものです。一番下のDP1 Merrillは広角なので、当然のように一番引いた絵です。それを100%としての縮小率です。
次に拡大比率のスタディです。一番小さいDP3 Merrillを100%として、DP2、DP1の拡大率を入れてみました。DP3 Merrillがどれぐらい寄れる感じかわかっていただけるかと思います。こうして重ねて見ると、違いが一目瞭然ですね。
以上、DP Merrill三兄弟の比較でした。DP3 Merrillがまた手に入ったら、これとはまた違った被写体で、こういうテストをしてみたいと思っています。
●追記:このエントリーで使用した写真をFlickrにアップしました。
focal length comp: DP1 Merrill
focal length comp: DP2 Merrill
focal length comp: DP3 Merrill
focal length comp: DP Merrill series
flickerの作例も合わせて、連日のレポートを愉しませてもらっています。これも、75mmで撮れる絵とその魅力を明快に伝える比較作例で感服です! ところで、DP3まわりのことで最後の質問です。shinzoさんは今回のロケで終日、気合いを入れてシューティングする状況下で、使用したバッテリー数は一日あたり、いくつでしたか? また、UVなどのフィルターは用いられましたか?(ロケでフィルターは使わなかったとしたら、今後、プライベートでの使用に必要性は個人的に感じますか?) さしつかえなければ教えてください。
ReplyDelete終日、気合い入れて撮る、と言っても、歩きながら、被写体を探しながら、ということで、一日の枚数が何枚かということは言い難いですね。
Deleteプラハでは、平均、一日300枚ぐらい撮ってバッテリーは4個ぐらいでしょうか。でもそれは同じ場所で露出違いや絞り違いも撮ってますので、通常の撮り歩きの枚数の4倍ぐらい余計に撮ってますので、そういう数字です。
また気温が氷点下でしたので、とても寒く、バッテリー消費が通常よりも早かったのは確かです。それもあっての4個です。セイケさんも一日4個ぐらい使われました。
フィルターはよほどのことがない限り基本的に使いません。その理由は、それだけ画質が落ちるからです。特にUVは持ってはいますが、それだけシャッター速度が落ちるのであまり使いません。カメラのレンズ自体に有効なコーティングが施されているので、真夏の海で、光が十分にあって、水の反射を抑えたい場合など、そういう場合に使う程度です。
shinzoさん、ご返事ありがとうございます。僕は旅行ガイドの編集者であり、自身で旅先を歩き回りながら撮影もおこなうので、非常にリアルな情報として参考になりました。これぞ、プロの現場の声、ですね!(クレバーで慎重なご助言、感銘を受けています)。UVフィルターの件は今までレンズ保護の観点で常用していたのですが、画質低下と暗くなることは全然意識していなかっただけに驚きました。バッテリーは僕も4個揃えるようにします。DP3が手元に来るまで、あと少し。楽しみで仕方がありません。ちなみに僕は今年、プラハを旅してガイドをつくる予定です。質問に、ていねいに答えてくださり、感謝しています。いずれはご一緒に仕事できたらうれしいです。
ReplyDeleteあ、間違えましたね。UVじゃなく、PLフィルターのことでした。すみません。UVはレンズ保護の意味がありますね。
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