目黒・清水車庫前の「ホテル・ニュー目黒」が、都市デザインシステムによって、ホテルを越えた新しい場「CLASKA」に生まれ変わった。この「どう暮らすか」というコンセプトを掲げるプロジェクトに参加したインテンショナリーズの建築家・鄭秀和氏と、TOMATOのディレクターのスティーブとは個人的に色々も付き合いもあり、昨夜、オープニングレセプションに行って来た。
しかし、とにかく人が多く、全館を見るには至らず、鄭氏も「内覧会に来て欲しかったすよ。今日はもう無理なので改めて」ということで、乾杯だけしてパーティモードに僕も意識を切り替えた。そうすると懐かしい人が次々と現われる。高間氏はいま総務省の外部ブレーンとしてコンサルティングの日々なのだそうで、日本の官僚の現実話を聞かせてもらった。特にIDタグ系の話は興味深く、意識の広がりを感じた(感謝)。さらに関心空間の前田氏が奥様と登場し、「まいどぉー」と挨拶。そこに昔のヴェルサーチを着たドクター中松氏が突然登場して爆笑。さらにTOMATOの作ったロビー手前の照明の話を、技術の方から色々と聞く。照明という仕事も奥が深い。そこに、ぬぅ~っと突然登場した勇吾。「元気でっせ」と相変わらず。事務所準備も順調で来月にはとのこと。ゴータも元気で、勇吾になつきまくってるのだそうだ。さらにキュートな彼女を連れたローラン登場。「ヴィトンのために作った映像見て欲しかった」とか「お灸がすんばらしい」と元気そう(なにより)。とかとかとかで、気がつくと、なんか凄く飲んでしまってた。
全然人が引かないというか増える一方なのと、おなかがすいてたので、目黒通りを少し歩いて「鯛の鯛」へ。まいどーと言いながら適当に食べさせてもらう。秋刀魚が美味い。しかしそこでも飲んでしまったのでかなり酔っ払った状態で帰宅。なんか目黒通りが少し明るく輝いた夜だった。
■Claskaというネーミング。
「どう暮らすか」というコンセプトも素晴らしいと思うが、ネーミングとして、そこに「CLASS」という言葉も掛け合わされてることを学習。なるほど。しかし母音で終わる名前は耳に強く響く。
■TOMATOの作った照明。
普通はブルーグリーンだが人が通ると赤く変化するインタラクティブなもの。センサーがどこについているのかは暗くてわからなかった。発光体は熱を持たないダイオード。この発光ダイオードは僕も以前から着目してるので興味深かった。
■高間氏との会話での意識の広がりメモ。
技術的にはあらゆることが可能になりつつある現在、それを実現後の社会コンセンサスを作り上げるのが弱いのが日本で、そこが強いのがアメリカ、という結論。それらしき混乱は住民基本台帳ネット化から始まっっているが、特にIDタグ系の話は興味深く、大きく言うと今後の日本経済に大きな影響があるだけに、国際標準として話が進んでいるコトと日本のそれとの乖離には要注意。
Sunday, September 14, 2003
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