Monday, September 15, 2003

Shizuku / gourmet

レストラン&バー記録も開始するべってことで、今夜は白金の「雫-SHIZUKU」っちゅー店に行って来たのでメモ。

■場所はプラチナ通りから目黒側に一本入った筋のビルの地下。聞いてた話では和食ってことだったんだけど、行ってみるとメニューは色々系。

■味はひとことで言うと「甘くて濃い」って感じ。それなりに幅のあるオーダーしたけど、海老は揚げすぎで旨味が逃げてたし味付けが甘い。サーモンのチャンチャン焼きも同様に甘くて鮭の味がしない。逆にお新香は辛すぎ。ってことで、味は俺的には★一個かな。ま、全部食べたわけじゃないけどね。

■インテリア。入り口の前のインスタレーションは、ちょっとサプライズがあるので、これは一見の価値アリ。なんとも不思議な装置で、直径3cmぐらいの水球が、10cmから15cmぐらいの間隔で床から天井まで垂直に移動する仕掛け。ジィーという機械的な音がしてるんだけれど、「雫」を美しく表現してた。座ったのは2階の奥のカド席だったんだけど、そこから見ても水球と水球の間にある雫が目の錯覚で筒に見えて不思議な美しさがあった。それ以外にもインテリアに鉄板やアルミのハニカム素材などハードコアな素材を多用してる(要はローコストで作ってる)んだけど照明が効いていて景色を作り出してた。ただ今日は電話で予約したから4人席のカド席に案内されたけど他の席だと狭すぎでツラい感じ。でもまぁ、しっぽり系デート【謎】だったら、逆にいいのかもね。

■音楽はなんでもアリのUSEN系(笑)。もちろんUSENじゃないんだろうけど懐かしい系のSMOOTH JAZZっぽい感じで、俺みたいなコヤジ狙いなんだろーなっつー感じ。

■サービスと店員の質も★一個かな。今日のオススメを説明する店員も棒読みっぽいというか暗記っぽくてバイトってのが丸出し。つまり彼女は実際にそれを食べてないのが丸わかりで「ホントかよ?」って思わせてしまうマニュアルっぽさで減点。あと、途中、「お飲み物のお代りはいかがされますか?」と来たお兄ちゃんも到底料理に合うワインをリコメンドできそうにない。さらに、オイオイとまでは言わなかったけど「失礼します」と言いながら、チェックしてカード伝票にサインしてる真っ最中によそ見しながら皿とグラスを片付けるような無神経さには呆れた。それってホントに失礼だよ。

■値段は、まぁ白金だったらこんなもんかねぇ、という感じで普通。表通りの鈴木さんとこ(blue point)に較べれば安くてボエムよりは高いぐらい。

ま、俺は、あのインスタレーションの仕組みを確かめたい目的以外では、よっぽどでないと、もう一度行こう!ってコトにならないかなってことで、総合点3.8(10点満点)ぐらい。なんつーか、寿命が短かそーな予感【謎】がした。

●ちなみにaskuのレストランガイド(僕はこのサイトを非常に高く評価してる)での「雫-shizuku」の評価は、レイティングポイントが3.53(5点満点)で、まじぇ?そんなにイイかぇ?って感じで驚き。コメント読んでみて、思ってたより接客と料理ポイントが高いのが超意外だけど、やっぱ、みんな狭さは言ってるねぇ。

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