Saturday, January 03, 2009

03 Jan 2009

天候の回復を待って、寛平ちゃんがヨットで出発。映像を見ると「いま26ノット」という声が響く。え、26ノットってすんげー速いよ(たぶん時速50キロぐらい)。かなりの強風で進んでいる模様。今夜は徹夜で行くらしい。揺れる船内でパソコンのキーボードを打ち込みむのは、相当大変だと思うんだけど、こういう時に役にたつ音声言語変換のテクノロジーを持ってる会社はなんでその技術を提供してスポンサードしないんだろうか。これも技術屋のイマジネーションが足りない一例だろう。

午前中、箱根駅伝の中継を見る。見ながら当然のように「箱根駅伝」と具具ってオフィシャルサイトを見るが、もう完全にサーバが動いていない。こんだけ広告打って、大規模キャンペーンやった結果がこれですか、と、なんか馬鹿馬鹿しくなる。仕方ないから共催の読売新聞。駅伝の特集記事があるけど淡々と情報を文字にしただけの状態。はぁーとため息つきながら、後援の日テレの駅伝サイトを見てみる。まぁ、ここが一番色々やってる。臨場感も出そうとしている感じがする。

協賛各社のサイトも見る。まずはサッポロビール。「箱根駅伝缶」という商品を前に出してる。ここで初めて「箱根応援ロード」っていうサイトを知る。これは読売のスペシャルサイトのようだ。読売のサイトに戻って見直してみるが、このサイトを認知させるのは「応援メッセージ」という一行だけであった。同じく協賛のホンダは先導車にFCXを提供しているが「応援してます」だけ。さらにミズノだけど、もうzIndexの処理がアホでグローバルメニューがトップバナーの下になってて萎える。さらに鏡餅の上の橙を飛ばしてボールをのっけるという馬鹿げた新年のご挨拶には呆れるしかない。橙とは代々を隠喩する。鏡餅を単に正月のメタファ扱いしながら「ミズノは、1世紀近くにわたって日本のスポーツ品産業をリードしてきました」って冗談じゃない。「日本の」とか言うなら日本文化をちゃんと咀嚼したクリエイティブを採用してください。とかやってるうちに東洋大が総合優勝。まぁ楽しい駅伝観戦だったのかもしれません。

その後は読書。さっきまでずっと本を読んでいた。元旦のエントリーで予想した通り、レムの言葉はすごく深い。松本清張よりも一行一節が自分には重く響くのを感じる。

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