Sunday, February 15, 2004

AFRA

すごい。ヒューマン・ビート驚きの技。最初見たとき信じられなかった。二回目見たとき信じた(笑)。しかし、しかしだ。AFRAはすごい。でも、それとゼロックスがにわかに繋がらなかった。最初に見たとき、ゼロックスの広告、という所まで記憶が埋まらなかった。彼とパーソナリティを重ね合わせるには乖離が大きいのだ。ブランドをマスコミュニケーションで構築しようとする気配がする。しかし脇が埋まっていないので連想に距離がありすぎて、ゼロックスの言うメッセージが希薄だ。

さらに弱さまで感じる。複合を伝えるメッセージなのだがコアが見えないため偉大な存在と同じに見てくれという虫の良い立ち位置のような逆連想だ。そう感じるのは、中身は全然違うが、同様の企業広告で日立が良いコミュニケーションを作っているからかもしれない。養老孟司の「私は知りたい」でRFIDを強く印象づけた一連の広告は、実は脇がキッチリ詰まっていて非常に立体的に連想が走った。継続的な知識伝達。事前準備が十分でなければ逆連想が来るのだ。

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