帰宅してからも早めにデザインを進めなければ後が苦しくなるぞ感覚が消えず自宅でワーク継続。週末から緩電位なプレッシャーが数日続いている。昼間は打ち合わせや企画が多く集中的にデザインに向かえるのは深夜だけ。眠くて辛いが、あとでもっと辛くなるので仕方ない。さらに今日は実家の処務を片付けるため大阪に行く必要があり、余計に時間が足りない感が募っている。午前中デザイン作業。
12時、東京駅。15時すぎ、大阪の実家到着。仏壇に手を合わすも、いつも頂骨が置かれていた場所が空いていて少しの寂しさ。16時、某所に兄と出向き懸案の対処。新たな遺品を持ち帰り自宅で確認。思いつく事を兄と話し合う中で新たな先に気づき急ぎ連絡。無碍に断られて当然のところ、すぐに会えた上に事情を細かく聞かず速やかなる解決に必要な事だけを丁寧且つ端的に示されて心から感謝。時計を見ると20時。今夜は絶対に東京に戻らねばならないので出たところで兄と別れ実家に戻らず直接新大阪に向かう。新幹線で移動中、逆の窓側に座った大地真央さん(やっぱすげー美人)に気を取られず(謎)車中黙々とデザイン作業。23 時、東京駅。
今日、両親が亡くなって以来、初めての感情が心を支配した。今日、僕と兄が目にしたものは生きている間には決して僕たちには見せなかったであろう私的なものが数多くあった。断片的にメモ書き。書き損じた手紙。届いた手紙の上に鉛筆で書き記された言葉。彼らの息子である僕と兄でも、そこから読み取れるものは少ないが、そこにある両親は、寡黙な父親ではなく、口うるさい母親でもなく、年老いた二人でもなかった。そして、父は父で、母は母で、本当に必死に生きていた、ということを理屈抜きに理解することができた。大変だったけれど大切に育ててくれたんだ、と思うと、自分の孝行がいかに足りなかったことか。
Wednesday, February 25, 2004
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