さて。今日、一気に3月の呟きをまとめ終わったところで、明日から4月です。明るい未来、新年度の開始なわけですが、そのアタマに当然なくてはならないのが「エイプリルフール」。だけど、いざ「エイプリルフール」はどういうネタで?と聞かれると、さすがに今年はホントに困っちゃうよね(笑)。
例えば、政治にしても、経済にしても、温暖化問題にしても、もう何がホントで何がでたらめなのか、日常の中でもまったくわかんない。それは、新聞、雑誌、テレビというマスメディアが、ある種の偏向性(それを「真摯な報道姿勢」と彼らは言う)を持って、情報を流すか、流さないかを決めているために起こっている、という認識を持つに充分に足りるほど、大本営発表の情報には欠落したものが多い、ということをネットで得てしまえることに拠るわけですな。つまり、大本営発表の情報を鵜呑みにしていると、結果的に正しい判断が出来なくなる(流さないことは罪ではないからね)という恐怖が、すでにいま誰の中にも確実に存在しているってのは確かでしょ。
その上、ネット上では、個々の専門家らしき人たちが口角唾飛ばして「アホ・ボケ・カス」論争を勝手に炎上(まぁそれをヲチし続けることである種の枠っていうのは見えてくるわけだけど)させてたりする。また、ソシアルメディア(何がソシアルなんか全然わかんないけど)の中には「へー、そうなんだー」と納得しやすい意図的な釣り餌がいっぱいぶら下がっていて、それらを安易に鵜呑みにすると、後で「うぎゃー、どこまで遡ればいいんじゃー」っていう感じで、その都度、自分のアタマの中の棚卸しをし直さなきゃならん、みたいなことばかり。
だから、「伝統的正論」と「右・左両論」と「ずば抜けたトンデモ」を、常に自分に保持しながら、その都度、自分の視座というものを固めて行かなきゃならーんってのが、「奥さま、それはもう常識ですわよ、おほほ」なわけです(ぐんにゃり)。
考えてみれば、過去のよく出来た「エイプリルフール」のウソって言うのは、ソシアルに見て、何か「まだ完全に知られていない事例」を、ある方向で「信じきってしまう状態」に、一気にパーセプション・チェンジしちゃう!というダイナミズムが存在したと思うわけです(マーケティングの理想形でもありますし、婚約指輪の相応価格とか、バレンタインデーにチョコ送ってるのは偉大なるウソですな)。だから「木に生えるスパゲッティは、いま収穫真っ盛りー」とか「火星に生物がいたぞー」とかは、まさにそういうダイナミズムが効いていて、微笑ましいというか、いやぶっちゃけ「人類はバカだったんだなー(笑)」としか思えないわけです。
そんなのを、いま、この時代に、それも明日までに考えろ!って、そりゃ無理ですよ。今なら「MicrosoftがGoodleの買収に乗り出す(米国政府筋)」とかぐらいしか思いつきません。ブラック入れるなら「ソフトバンク孫社長、米Apple社「iPhone」事業買収を発表」とかかな(笑)。とにかく、今年は、そういうページを偽装で作る余力ありませんのであしからずー。
Tuesday, March 31, 2009
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