Wednesday, March 04, 2009

Kyle Lambert


写真をスキャンして、それを元にPhotoshopのフィルターでいじったり、指先ツールでねじったりしただけなのに「デジタルアートです」とか言ってるバカってPhotoshopが3.0ぐらいまでって結構いたんだよね。さすがに最近はそういう人もみかけなくなった。でも増えてるのは変なリアリティ調子のレタッチしまくりのひと。そもそも、レンタルポジとか、どこかからクリップしてきた素材の寄せ集めだったり、ちゃんと自分なりの写真を撮っていないのに、そういう素材を一生懸命Photoshopで色々いじってオリジナリティを出そうとするっていう意味不明の芸術活動が増えているような感じがしていてすごく気持ち悪い。カメラマンなんかも「デジタルが主流だ!」ってことで、スタジオで写真を撮ったあと同じようにPhotoshopで描こうとしてるアホが増えてる。つーか、元の写真が駄目なものを、いくらいじくり回しても、なんにも生まれないっていうことに気づけないぐらいの才能しかないんだから、仕方ないといえば仕方ないんだけれど。まぁ、そんなヲタどもは、このカイル・ランバートのドローイングのプロセスを見て、是非とも挫折というか絶望っていうものを感じて欲しい。この動画にあるドローイングが完成した状態も見れるカイルの作品が置かれているオフィシャルサイトはこちら。Kyle Lambert Portfolio

No comments:

Post a Comment