Friday, October 31, 2003

d mark

先日の経験を経て、クリエイティブってのは社会的に見て何なんだという思いを持ち、GLOCOMの林紘一郎教授の提唱論文「D-Mark(ディジタル創作権)」を読み直した。この提唱論文は日経ブロードバンドビジネスラボ(僕は研究員の一人だった)の勉強会で日経のT田さんに教えられ一度読んでいたが、今回読み直して思いを新たにした。論文の最後にある「情報化社会とは、経済的には情報財の取引きが主体の時代に違いあるまい。とすれば、われわれは工業社会の中心概念であった所有権に代り得る、新たな権利設定を迫られていると言える」という問いかけが今更ながら(これが提唱されたのは1999年なのだ)腑に落ちる。また同時にクリエイティブ・コモンズの活動にも意識が行く。時間をみつけて読み込もうと思う。

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