6時起床。太陽が昇り空の濁りが抜け白から薄い青に刻々と変化。部屋の中に長い影が伸びた途端に眩い陽光。この瞬間が好きだ。熟睡した感触で早起きしたが珈琲を飲んだ途端に吐く。自分の認知以上に強いストレスが原因だろうか。7時、昨夜思い出して引っ張り出した林先生の論文からの流れで、クリエイティブコモンズの活動に興味を持ちサイトを見る。パブリックドメインに寄贈というような活動は常に応援したいが今は個人的な時間が持ちにくいので何も出来ない。
10時、地震による軽い揺れを感じる。11時、マクロメディアから来週のカンファレンスに関して唐突なメール。困りますと正直に返事。12時、また気分が悪くなったので横になる。13時、Niftyの審査。完全にアタマを切り替えないと駄目。作った人の気持ちになって見ろ、と自分に言い聞かせながらの時間。だが正直疲れる。17時、定例。18時すぎまであれこれ指示ワーク。
19時、菅原一剛のレセプションへ。あれだけの数の湿版写真の現物を見るのは初めて。その表情の豊かさに驚く。一剛が言うには人間の目には「可視」ではない紫外線の部分が写っているので表情が違うとのこと。乳剤の厚みが通常に較べれば異常なほどブ厚いわけでオリジナルを前にそれを聞き妙に納得した。それにしても硝子板に焼き付けられた写真は、紙に定着されたそれとは次元の異なる存在を感じさせる。それは硝子の上にある「膜」を知覚させるのだ。さらにその「膜」に描かれた世界。今までにない経験だった。頭の中に新しいアイデアが沢山煌く。一剛は来週からロケなので日本に戻ってから飲みに行く約束。
20時半、帰社。21時、コンテンツ企画の最終会議。僕の中に迷いはないので多様に出ていた案を3つに収斂させそれぞれに明快なコンセプトを与え来週のプレゼンに必要な準備の指示。23時半、某社の新しいキャンペーンのクリエイティブワークに取りかかる。休息したいが完全連休は到底無理という雲行き。
Friday, October 31, 2003
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