Sunday, October 12, 2003

WAGASHI

先日のお礼にと虎屋の黒川社長と和菓子マイスターM田さんが心を込めて作ってくださった特別製の生菓子。下半分はこの秋採れた新栗。上半分は餡をそぼろ状にして蒸し上げられた湿粉で、なんと弊社のロゴを形作って菓子に仕上げてくださった(美味しさに較べると悲しくなるほど写真しょぼすぎ)。休日に出勤してくれている皆で分けて食べたのだが、箱を開けた瞬間の驚き。仕事の丁寧さ。さらに食べた時の食感と甘味。それらすべてが醸し出す「おいしさ」とその余韻。すべてに虎屋ならではの心遣いが感じられ、老舗の持つ底力とはこういうことかと、すでに身近な存在としてある虎屋を、改めて見つめ直すことができた。このような感動を生めるかどうか。それこそがブランドなのだ、と。

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