Sunday, December 21, 2008

Brightcove.TV is off the Air

ブライトコーブTVの動画が突然に全部見れなくなった。おかげで、あの、もう死ぬかというような怖い「El camino del Rey」エントリーも画面真っ白になってて見れません(YouTubeで同じものを見つけたので貼り直しました)。で「なんで?」と思って閉鎖に関するFAQを読んで見る。要約すると「ここはいらなくなったので閉鎖します。閉鎖は17日です。再開はないし、もう二度と見れません。投稿した人は元々コンテンツ持ってるんだから別に困らんでしょ。ダウンロードとかもうないから。とにかく「タダ」で使わせてあげるのは12月17日で全部終わりだからウダウダいうな」とのこと(意訳しすぎかもしんないけど、こういうムードだと思う)。この事態を一方から言えば「ユーザーを裏切んなよ」なんだけど、そもそもブライトコーブは「メディア事業者や企業がインターネット上で動画コンテンツを配信するための動画配信プラットフォーム技術を提供」する会社だから、そっちから言うと「だよね。わかるよ。利益出さなきゃね」となる。これもレバレッジ金融工学で金が余ってたときには「将来性」とか「獲得利用者数」っていう担保で確保出来ていた資金調達が、泡が弾けて含み資産が無くなって「ふーん、利益出せないのね」でばっさり。利益が見込める事業に集中。という今の流れのあるがままの事態。僕はこれって別に悪いことじゃないと思うんだよな。ニワンゴとかどうなんだろうね。それこそ90年代からネット上での無数の夢物語とその霧散を見てきた僕としては、金融危機とか関係なく「投資したらゲインを求める。無駄なモノは排除。ダメなら撤収」という当然のことなんじゃないだろうか。

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