Saturday, December 06, 2008

2008 Olympics Photo

ボストングローブの北京オリンピックのオープニングセレモニーの写真記録。少し時間がたっているけど、時間がたってからこれを見直すと、写真ってやっぱり素晴らしいって心から思う。映像は映像ですごいし、ハイビジョンも綺麗。だけど、それはそれ。こんなにも美しい衣装を着た状態の集合体を見ていたんだ、こんなにもイキイキとした人たちが演じてくれていたんだ、こんなにもひとつひとつが凄かったんだ…、こんなにも、こんなにも…と、写真は伝えてくれる。その伝えてくれるもの=読み取れるものが、また新たな感動を生み出す。こんな表現方法って他にあるだろうか。真実を写し出す。これが写真の原理原則。そして写真は真実しか残さない。しかしその真実を読み取るための時間を見る人に与えてくれる。さらにその与えてくれる時間は一瞬ではない。何年もかけて自分の積み重なった経験と重ね合わせて読み取ることを待っている。それは限りない対話を生む。そして伝わるものが写し込まれた写真であればあるほど感動がある。こんなものって他にあるだろうか。写真って本当に素晴らしい。

No comments:

Post a Comment