Monday, December 08, 2008

Chrysler's Message

クライスラーのコーポレートサイトのトップページがすっごいことになってる。「私たちが企業救済措置で失敗できないということではありません。それは私たちが成功するのを助けるローンです」だってさ。「エミッションフリーの電気自動車や環境問題に答える新しいテクノロジーに投資して、早ければ2010年までにエキサイティングな電気自動車のラインナップを提供するでしょう」ってどうよ。嘘つけって感じ。今ごろ何を言ってるんですかって感じ。ただ、ビッグスリーの中では、これを掲げるクライスラーはまだ偉い。GMも別サイトを用意して状況を語ってる。でもどうなん。これってもう「助けてくれー」っていう絶叫だよね。だけど、それを言うのに「自動車業界が破綻したら来年300万人が職を失います」とか言ってる。そんなことをいま言うなら、そういう経営をして来たのか?ってことになるわけで、やっぱり、今頃なに言ってんの、って感じ。最悪なのはフォード。ここには何もない。どこにも危機感がない。っていうか「ちょっと打撃を受けました。でも大丈夫。未来のフォードの成功のプランを聞いてください!」って…。何事もなかったように語ってる。国から税金を入れてください。国民のお金を我々に使ってください。っていう態度じゃない。やっぱり会社更生法を適用して膿出しするしかないんじゃないの、とか。んで、何が怖いかって、こういう誠意がまったく感じられないコミュニケーション。あらゆるものが崩壊していくのが目に見えるように感じられること。21世紀のコミュニケーションは、何もかもそのまま映し出しちゃうんだよ。

1 comment:

  1. 公的資金が注入されると決まった途端にトップページが変わったね。でもクルマのミニチュアを作ってる会社のトップページみたいに見えてしまって元気が無い感じだな…。

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