Thursday, December 11, 2008

Type is Art

この「Type is Art」は、タイプフェイスが持つエレメントを大きくしたり回転させたりしながらグラフィカルな絵を作れるわけですが、そんなことよりも基礎的なエレメントの存在を叩き込むというか、そういう基礎のお勉強にはもってこいのサイトだと思いますです。最近はタイポグラフィとタイプフェイスを混同したような文章を平気で雑誌に書いてるデザイナーとかいますが、欧文書体に関しては、そもそも、ひとつのタイプフェイスが持つエレメントがどうなっているかを見極められないと、タイポグラフィは無理なんだよね。このサイトの書体の「Stern 」も、そこが見えてくるととても美しい。ただ、Webやモニター上での72dpiという解像度の世界では美しいと判断されない可能性が高い。でも、Photoshopでちゃんとアンチエイリアスを考えながらコントラストを調整すれば美しく使えますね。

2 comments:

  1. はじめまして。
    大阪のKと申します。
    2日程前(?)何かのつながりで、
    たまたま訪問しまして、
    11/11「El camino del Rey 」の怖いムービーを見てビックリ、
    そして、先ほど訪問履歴になんとなく気なって訪問すると、
    「El camino del Rey 」の後の記事に僕のブログのことを取り上げて頂いているのを発見して、またビックリでした。
    フィルムの味とデジタルの手軽さの狭間をフラフラしています。
    これからちょくちょくお尋ねするかと思いますが、
    よろしくお願いいたします。

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  2. あ、Kさん、信蔵です。こんにちは。コメント残してくださってありがとうございます。僕も何繋がりでKさんのサイトに辿り着いたのか全然思い出せませんが、僕は、Kさんの写真好きですよ。自分の昔を思い出すっていうのもあるかもしれません(長い間大阪で暮らしてたのもあるかな…)が、ずっと続いているベイヤーセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラの薄っぺらい感じじゃないものをKさんのサイトにある写真から感じたんだと思いますし、そこにエクタクロームやベルビアの質感をふと見出したのかもしれません。それはさておく、こちらこそ今後ともよろしくお願いします。

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